佐久間亜紀の発言 (文部科学委員会)

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○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。
 今の瀧本参考人の御意見に加えまして、私としては、この教員免許更新制の影響というのは、もう少し大きな視点からも見なければならないというふうに考えています。
 つまり、この制度がどういう状況の中で成立したのかというのを振り返ってみますと、そもそも、当時は、二〇〇一年の義務標準法の改正以降、急激な財政改革が進んでいる時代でした。人手が減らされました。義務教育費国庫負担制度が二分の一から三分の一になって、各自治体では多くの教員の給与が下げられたという状況でした。そんな中で、PISAの学力競争の結果が出たりして、そして教育改革、学校に対する期待はますます高まっていった、そういう時代だったわけです。
 ですから、例えば、教科が増やされましたし、持ち授業時間数が増やされたということです。ですので、本来なら、学校にこれもやってくれ、これもやってくれと言うのですから、もっとリソースを割いて学校や教員を応援しなければならなかった。そのときに、逆に、人手を減らし、給与を下げ、そして教員免許の更新制が導入されて身分が不安定になったということだったと思います。
 ですので、学校の先生方がやる気を失ってしまった、士気が下がった、あるいは、こんなに頑張っているのにどうして評価されないんだというふうな思いを抱く影響があったというふうに考えます。
 以上です。

発言情報

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発言者: 佐久間亜紀

speaker_id: 31781

日付: 2022-04-01

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会