勝目康の発言 (文部科学委員会)
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○勝目委員 おはようございます。京都一区選出の、自由民主党、勝目康でございます。
本日は、文部科学委員会におきまして初めての質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様、先輩、同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。
また、末松文部科学大臣を始め文部科学省の皆様におかれましては、予算委員会の第四分科会におきまして、文化庁の京都移転等、前向きで力強い御答弁を賜りました。本当にありがとうございました。本日も、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
質問に入ります前に、ロシアによるウクライナ侵略について、一言申し上げさせてください。
先日、京都市の五十年来の姉妹都市であります首都キーウ、この近郊において、民間人に対して極めて凄惨な行為が繰り広げられていた、このことが明らかになりました。言葉を失うというのはまさにこのことであります。無辜の民間人の殺害というのは、明らかに国際人道法に反する行為であって、いかなる名目であれ、断じて許されないことであります。厳しく非難をいたします。
この度の侵略によって犠牲となった全ての方に哀悼の誠をささげるとともに、政府には、国際社会と連携をして、これからも適時適切な対応をお願いしたい、このように思っております。
それでは、質問に入らせていただきます。
本日の案件、先ほど松本委員からもありましたが、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部改正法案であります。
このうち、今般の改正により発展的に解消をされます教員免許の更新制につきましては、平成十九年の通常国会において、特別委員会も設置をされて、非常に充実した審議の末、成立したものでございます。
当時の文部科学大臣は、三十八年の長きにわたって地元京都一区で国政を担ってこられた伊吹文明元衆議院議長でございました。その志を継ぐということを掲げて当選をさせていただいた私が、本日、こうしてこの法案に関する質疑に立っております。これも一つの巡り合わせだなというふうに感じております。
この免許更新制の導入につきましては、国として、教員の質を確保するための制度的枠組みを創設するものでありまして、画期的な取組であった、このように評価をしております。実際、教師の学びの機会の拡大であるとか良質な学習コンテンツの形成、多様な主体が教師の資質、能力の向上に参画してきた。免許更新制なかりせば、ここまでの広がりはなかったんじゃないかな、このように感じております。
その一方で、課題も多々指摘をされてきたところであります。十年でワンショットの講習で十分なのか、働き方改革が求められる中で教員の負担はどうなのか、教員の数の確保の面での妨げになっているんじゃないか等々、こういう課題もあってこの度の発展的解消に至ったもの、こう理解をしております。
もちろん、これは教員の質の確保が要らなくなったということを意味するわけではなくて、むしろ逆ということであります。個別最適な学び、協働的な学び、この一体的な充実で、主体的で対話的で深い学び、これを実践していく、こういうことで、学習者の視点でまさに教育を捉え直した。これは、従来以上に教師の資質、能力に左右をされる、こういうことになるんだと思っております。
教員の質の確保につきましては、三つの段階、すなわち、第一に、不適切な教員の是正であるとか排除、第二に、最低限備えるべき知識や資質の維持、第三に、より積極的な学びによる資質、能力の向上、このそれぞれにおいて対応が必要だというふうに考えております。
免許更新制につきましては、今申し上げた第二の点、つまり最低限備えるべき知識や資質の確認というのがその導入趣旨であって、決して不適切教員の是正や排除、これを目的とするものではない、このように認識をしております。しかしながら、免許の更新という、いわばゲートがなくなることによって実際のところどうなのか、ここは気になるところであります。
不適切な教員への対応については、平成十三年の地教行法の改正を契機としまして、指導力不足教員に対する人事管理の仕組みが構築をされまして、また、更新制の導入時に、指導改善研修といったものが法定をされたところであります。
まず、事実関係といたしまして、指導が不適切とされた教員数の推移など、これまでの運用状況、これをお伺いをしたいと思います。
また、指導不適切とはちょっと次元が異なるものでありますけれども、質の伴わない教員の排除という点で大きくは共通するものとして、この四月一日、先週金曜日に施行されたところでありますが、児童生徒性暴力等防止法、これがあります。この法律に規定をされております特定免許状失効者等データベースへの登録の対象であります、児童生徒性暴力を行い、懲戒免職となった職員数の推移、これがどうなっているのか、併せてお答えいただきたいと思います。