文部科学委員会
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会
会議録情報#0
令和四年四月六日(水曜日)
午前九時三十分開議
出席委員
委員長 義家 弘介君
理事 橘 慶一郎君 理事 根本 幸典君
理事 宮内 秀樹君 理事 山本ともひろ君
理事 菊田真紀子君 理事 牧 義夫君
理事 三木 圭恵君 理事 浮島 智子君
青山 周平君 石橋林太郎君
尾身 朝子君 勝目 康君
神田 憲次君 木原 稔君
国光あやの君 小林 茂樹君
小森 卓郎君 塩崎 彰久君
柴山 昌彦君 下村 博文君
田野瀬太道君 谷川 弥一君
丹羽 秀樹君 船田 元君
古川 直季君 松本 剛明君
三谷 英弘君 山口 晋君
荒井 優君 坂本祐之輔君
白石 洋一君 吉川 元君
吉田はるみ君 笠 浩史君
早坂 敦君 掘井 健智君
岬 麻紀君 山崎 正恭君
鰐淵 洋子君 西岡 秀子君
宮本 岳志君
…………………………………
文部科学大臣 末松 信介君
文部科学大臣政務官 鰐淵 洋子君
政府参考人
(文部科学省総合教育政策局長) 藤原 章夫君
政府参考人
(文部科学省初等中等教育局長) 伯井 美徳君
文部科学委員会専門員 但野 智君
―――――――――――――
委員の異動
四月六日
辞任 補欠選任
小林 茂樹君 塩崎 彰久君
山口 晋君 小森 卓郎君
同日
辞任 補欠選任
小森 卓郎君 山口 晋君
塩崎 彰久君 小林 茂樹君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案(内閣提出第三四号)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時三十分開議
出席委員
委員長 義家 弘介君
理事 橘 慶一郎君 理事 根本 幸典君
理事 宮内 秀樹君 理事 山本ともひろ君
理事 菊田真紀子君 理事 牧 義夫君
理事 三木 圭恵君 理事 浮島 智子君
青山 周平君 石橋林太郎君
尾身 朝子君 勝目 康君
神田 憲次君 木原 稔君
国光あやの君 小林 茂樹君
小森 卓郎君 塩崎 彰久君
柴山 昌彦君 下村 博文君
田野瀬太道君 谷川 弥一君
丹羽 秀樹君 船田 元君
古川 直季君 松本 剛明君
三谷 英弘君 山口 晋君
荒井 優君 坂本祐之輔君
白石 洋一君 吉川 元君
吉田はるみ君 笠 浩史君
早坂 敦君 掘井 健智君
岬 麻紀君 山崎 正恭君
鰐淵 洋子君 西岡 秀子君
宮本 岳志君
…………………………………
文部科学大臣 末松 信介君
文部科学大臣政務官 鰐淵 洋子君
政府参考人
(文部科学省総合教育政策局長) 藤原 章夫君
政府参考人
(文部科学省初等中等教育局長) 伯井 美徳君
文部科学委員会専門員 但野 智君
―――――――――――――
委員の異動
四月六日
辞任 補欠選任
小林 茂樹君 塩崎 彰久君
山口 晋君 小森 卓郎君
同日
辞任 補欠選任
小森 卓郎君 山口 晋君
塩崎 彰久君 小林 茂樹君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案(内閣提出第三四号)
――――◇―――――
義
義家弘介#1
○義家委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省総合教育政策局長藤原章夫君、初等中等教育局長伯井美徳君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →内閣提出、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省総合教育政策局長藤原章夫君、初等中等教育局長伯井美徳君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
義
義
松
松本剛明#4
○松本(剛)委員 松本剛明でございます。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
本日は、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案の審議ということでございますが、教育政策の第一義は子供たちのためということであろうかというふうに思っております。その子供たちのために教師の資質向上を図るということが、そもそもこの間、一貫した政策の目的であったというふうに理解をいたしております。
その政策としての免許更新制については、先日の参考人質疑でも、一定の効果があったという評価もいただいたところでありますが、他方では、やはり、教員を補充する層などが、更新が遅れるなど、教員の確保に幾つか課題もあるということもあるということで、新たなステップへ進むというのが今回の法改正の位置づけだというふうに理解をいたしております。
教師の負担ということも指摘をされているところでありますが、子供たちのためというふうに申し上げたように、子供たちと向き合う時間を確保し、また、教師の資質向上というのは最優先の課題であり、それに対しては負担を受けながらも前へ進んでいただき、他の負担を少しでもまたこれから我々もDXなどで解消することを考えていきたいと思っております。
その意味で、教師の資質向上に向けて、今回の改正で前進になるというふうに理解をしたいと思っております。
これまでの政策についても、ある意味では、政策のチャレンジ、もちろん全ての政策、効果のみで何らかのデメリットが全くないという政策はなかなか少ないわけですが、デメリットを解消しつつ次へ進むということだと思います。
そのデメリットの部分だけを一部ではあげつらって批判されることがありますが、政策はやはり進めることが大事だというふうに思いますので、前へ進む意味で、今日も質問してまいりたいと思います。
改めて、その意味で、今次改正の趣旨ということは、この免許更新制を解消するとか、免許法の方では、教職特別課程における修業年限の弾力化、隣接校種の免許状取得などに必要な要件の弾力化というのがありますが、何よりも、やはり、発展的に研修を充実をさせるということが一番の課題であろうと思いますので、本日はこれを中心に質問してまいりたいと思いますが、今次改正の趣旨は、免許更新制から、教師の資質向上に向けて、次のステップとしての研修の充実にある、こういう理解でいいかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
本日は、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案の審議ということでございますが、教育政策の第一義は子供たちのためということであろうかというふうに思っております。その子供たちのために教師の資質向上を図るということが、そもそもこの間、一貫した政策の目的であったというふうに理解をいたしております。
その政策としての免許更新制については、先日の参考人質疑でも、一定の効果があったという評価もいただいたところでありますが、他方では、やはり、教員を補充する層などが、更新が遅れるなど、教員の確保に幾つか課題もあるということもあるということで、新たなステップへ進むというのが今回の法改正の位置づけだというふうに理解をいたしております。
教師の負担ということも指摘をされているところでありますが、子供たちのためというふうに申し上げたように、子供たちと向き合う時間を確保し、また、教師の資質向上というのは最優先の課題であり、それに対しては負担を受けながらも前へ進んでいただき、他の負担を少しでもまたこれから我々もDXなどで解消することを考えていきたいと思っております。
その意味で、教師の資質向上に向けて、今回の改正で前進になるというふうに理解をしたいと思っております。
これまでの政策についても、ある意味では、政策のチャレンジ、もちろん全ての政策、効果のみで何らかのデメリットが全くないという政策はなかなか少ないわけですが、デメリットを解消しつつ次へ進むということだと思います。
そのデメリットの部分だけを一部ではあげつらって批判されることがありますが、政策はやはり進めることが大事だというふうに思いますので、前へ進む意味で、今日も質問してまいりたいと思います。
改めて、その意味で、今次改正の趣旨ということは、この免許更新制を解消するとか、免許法の方では、教職特別課程における修業年限の弾力化、隣接校種の免許状取得などに必要な要件の弾力化というのがありますが、何よりも、やはり、発展的に研修を充実をさせるということが一番の課題であろうと思いますので、本日はこれを中心に質問してまいりたいと思いますが、今次改正の趣旨は、免許更新制から、教師の資質向上に向けて、次のステップとしての研修の充実にある、こういう理解でいいかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
藤
藤原章夫#5
○藤原政府参考人 お答えいたします。
グローバル化や情報化の進展により、社会の在り方が急速に変化するとともに、教育をめぐる状況そのものの変化もスピード感を増しており、GIGAスクール構想など情報化への対応や、特別なニーズを有する児童生徒への対応の充実など、適時適切に対応することが求められております。
また、平成二十八年の教育公務員特例法の改正以後、教師の資質向上に関する指標に基づく教員研修計画により、各地域の課題やニーズに応じた計画的、体系的な研修が進められております。
また、新型コロナウイルス感染症への対応も契機として、オンラインの活用が急速に広まっており、地理的、時間的な制約を超えて、機動的に研修を実施することが可能となってきております。
昨年末の中央教育審議会の審議まとめにおいては、社会の変化やオンライン化の進展等による研修環境の変化を受け、教師の学びの姿も変化することが必要であるとの指摘がなされております。具体的には、教師自身が学校教育を取り巻く環境の変化を前向きに受け止め、教職生涯を通じて探究心を持ちつつ主体的に学び続けること、一人一人の教師の個性に即して学校現場の課題に対応するための個別最適な学びを行うこと、単なる知識、技能の修得だけではなく、各学校において行われる校内研修等の教師同士の学び合いなどを通じて、教師としてふさわしい資質、能力を身につけられるような協働的な学びを行うことなどが求められております。
このため、文部科学省といたしましては、個々の学校現場や教師のニーズに即した新たな研修システムによってこれからの時代に必要な教師の学びを実現させることとし、これに伴い、十年に一回の更新講習を義務づける現行の教員免許更新制を発展的に改正することとし、今国会に関連法案を提出したところでございます。
この発言だけを見る →グローバル化や情報化の進展により、社会の在り方が急速に変化するとともに、教育をめぐる状況そのものの変化もスピード感を増しており、GIGAスクール構想など情報化への対応や、特別なニーズを有する児童生徒への対応の充実など、適時適切に対応することが求められております。
また、平成二十八年の教育公務員特例法の改正以後、教師の資質向上に関する指標に基づく教員研修計画により、各地域の課題やニーズに応じた計画的、体系的な研修が進められております。
また、新型コロナウイルス感染症への対応も契機として、オンラインの活用が急速に広まっており、地理的、時間的な制約を超えて、機動的に研修を実施することが可能となってきております。
昨年末の中央教育審議会の審議まとめにおいては、社会の変化やオンライン化の進展等による研修環境の変化を受け、教師の学びの姿も変化することが必要であるとの指摘がなされております。具体的には、教師自身が学校教育を取り巻く環境の変化を前向きに受け止め、教職生涯を通じて探究心を持ちつつ主体的に学び続けること、一人一人の教師の個性に即して学校現場の課題に対応するための個別最適な学びを行うこと、単なる知識、技能の修得だけではなく、各学校において行われる校内研修等の教師同士の学び合いなどを通じて、教師としてふさわしい資質、能力を身につけられるような協働的な学びを行うことなどが求められております。
このため、文部科学省といたしましては、個々の学校現場や教師のニーズに即した新たな研修システムによってこれからの時代に必要な教師の学びを実現させることとし、これに伴い、十年に一回の更新講習を義務づける現行の教員免許更新制を発展的に改正することとし、今国会に関連法案を提出したところでございます。
松
松本剛明#6
○松本(剛)委員 私の理解と一致をしているというふうに考えました。
政策を次へ進める段階という意味では、PDCAサイクルということで、これまでの教員研修計画の策定と実施状況をお尋ねをしようと思っておりましたが、ちょっと時間も限られておりますので、この点については、既に全国的に計画は策定をしていただいているということですが、他方では、この審議まとめと言われる部分で、研修の履歴管理はおおむね四分の三程度にとどまっているという指摘もありました。研修の重要性に鑑みれば、今後更にこの研修について国としてもしっかりと把握をし、またフォローし、また前へ進められるようにバックアップもする、こういうことでお願いをしていきたいと思います。
具体的に、この履歴の管理に関して二つほど、まとめて伺いたいと思います。
一つは、これも参考人の質疑の間でも出ていましたが、研修の受講者が当人の履歴を閲覧できるようにすることは可能なのかということでございます。
先ほど申し上げた中央教育審議会の令和の日本型教育を担う教師の在り方部会の審議まとめというものでも、教師自らの振り返りといった言葉もありますので、恐らく可能ではないかと思いますが、確認をしておきたいということが一つ。
それから、今回の特例改正法二十二条の五の第二項第四号で、「当該校長及び教員が行つた資質の向上のための取組のうち当該任命権者が必要と認めるものに関する事項」というのが少し幅広いのではないかという指摘がありましたが、この点について今後の方針というか考え方をお示しいただきたいと思います。
以上二点、お願いします。
この発言だけを見る →政策を次へ進める段階という意味では、PDCAサイクルということで、これまでの教員研修計画の策定と実施状況をお尋ねをしようと思っておりましたが、ちょっと時間も限られておりますので、この点については、既に全国的に計画は策定をしていただいているということですが、他方では、この審議まとめと言われる部分で、研修の履歴管理はおおむね四分の三程度にとどまっているという指摘もありました。研修の重要性に鑑みれば、今後更にこの研修について国としてもしっかりと把握をし、またフォローし、また前へ進められるようにバックアップもする、こういうことでお願いをしていきたいと思います。
具体的に、この履歴の管理に関して二つほど、まとめて伺いたいと思います。
一つは、これも参考人の質疑の間でも出ていましたが、研修の受講者が当人の履歴を閲覧できるようにすることは可能なのかということでございます。
先ほど申し上げた中央教育審議会の令和の日本型教育を担う教師の在り方部会の審議まとめというものでも、教師自らの振り返りといった言葉もありますので、恐らく可能ではないかと思いますが、確認をしておきたいということが一つ。
それから、今回の特例改正法二十二条の五の第二項第四号で、「当該校長及び教員が行つた資質の向上のための取組のうち当該任命権者が必要と認めるものに関する事項」というのが少し幅広いのではないかという指摘がありましたが、この点について今後の方針というか考え方をお示しいただきたいと思います。
以上二点、お願いします。
藤
藤原章夫#7
○藤原政府参考人 二点御質問をいただきました。
一つ目は、研修受講者が当人の研修受講履歴を閲覧、確認できるのかということでございます。
今回の法改正は、一人一人の教師の個性に即して学校現場の課題に対応するための個別最適な学びを実現する観点から、教師の研修等に関する記録を活用した資質の向上に関する指導助言等を教育委員会に義務づけることにより、個々の教師の職責や経験、適性に応じた資質の向上を図ろうとするものでございます。
研修受講の記録は、教師の適切な学びを進めるため、個々の教師の置かれている状況やこれまでの研修履歴等を踏まえて現状把握と目標設定を行う足がかりとなることから、教師個人が当人の研修履歴を閲覧、確認することは前提であるというふうに考えておるところでございます。
それから、二点目でございます。
この度の教育公務員特例法改正案第二十二条の五第二項第四号の規定でございます。
こちらにつきましては、その他、任命権者が記録の必要があると認める事項というものを記録をしていくということを書いているわけでございますけれども、教育委員会の判断に資するように国がガイドラインを策定をしたいというふうに考えておりまして、その中では、市町村教育委員会が実施する研修や、あるいは教職員支援機構が実施をする研修、また、さらには、例えば、学校ごとに主題を設定した上で、年間を通じて組織的に行う研究活動のような一定の校内研修や研究授業、こうしたものなどにつきまして、教育委員会の過剰な負担とならないように留意しつつ、記録すべき事項について例示をしたいというふうに考えているところでございます。
この発言だけを見る →一つ目は、研修受講者が当人の研修受講履歴を閲覧、確認できるのかということでございます。
今回の法改正は、一人一人の教師の個性に即して学校現場の課題に対応するための個別最適な学びを実現する観点から、教師の研修等に関する記録を活用した資質の向上に関する指導助言等を教育委員会に義務づけることにより、個々の教師の職責や経験、適性に応じた資質の向上を図ろうとするものでございます。
研修受講の記録は、教師の適切な学びを進めるため、個々の教師の置かれている状況やこれまでの研修履歴等を踏まえて現状把握と目標設定を行う足がかりとなることから、教師個人が当人の研修履歴を閲覧、確認することは前提であるというふうに考えておるところでございます。
それから、二点目でございます。
この度の教育公務員特例法改正案第二十二条の五第二項第四号の規定でございます。
こちらにつきましては、その他、任命権者が記録の必要があると認める事項というものを記録をしていくということを書いているわけでございますけれども、教育委員会の判断に資するように国がガイドラインを策定をしたいというふうに考えておりまして、その中では、市町村教育委員会が実施する研修や、あるいは教職員支援機構が実施をする研修、また、さらには、例えば、学校ごとに主題を設定した上で、年間を通じて組織的に行う研究活動のような一定の校内研修や研究授業、こうしたものなどにつきまして、教育委員会の過剰な負担とならないように留意しつつ、記録すべき事項について例示をしたいというふうに考えているところでございます。
松
松本剛明#8
○松本(剛)委員 是非、そういった辺りも、誤解を招かないように進めていただけたらと思っております。
次に、現職研修の更なる充実に向けて、国による指針、この改正について伺ってまいりたいと思います。
まず、この指針の改正の時期、方向性、検討状況について御報告ください。
この発言だけを見る →次に、現職研修の更なる充実に向けて、国による指針、この改正について伺ってまいりたいと思います。
まず、この指針の改正の時期、方向性、検討状況について御報告ください。
藤
藤原章夫#9
○藤原政府参考人 今御質問いただきました指針でございます。こちらにつきましては、中教審で議論をされております教師に求められる資質、能力の再定義の議論を踏まえまして、学習指導、生徒指導等に加え、特別な配慮、支援が必要な子供への対応、ICT、データ利活用等を資質、能力の柱として明記をするとともに、社会の変化に対応した研修内容を設定することなど、それから、さらには、研修等に関する記録を活用した対話に基づく資質の向上に関する指導助言等の基本的な考え方、研修受講に課題がある教師への対応、研修の厳選、重点化を含む効果的、効率的な実施などについて新たに規定することを考えているところでございます。
今後、法案審議における御議論や、関係者、関係団体の御意見などを踏まえつつ、中教審での専門的な検討を経た上で、本年夏には具体的な改正内容を示せるよう、指針の改正を検討してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →今後、法案審議における御議論や、関係者、関係団体の御意見などを踏まえつつ、中教審での専門的な検討を経た上で、本年夏には具体的な改正内容を示せるよう、指針の改正を検討してまいりたいと考えております。
松
松本剛明#10
○松本(剛)委員 早期にやはり研修を次のステップへ行っていただくためにも、まず、とにかく指針の改定を早く示していただくということをお願いしたいと思いますし、また、研修に係る指針であるというふうに理解をしておりますが、今回も、令和の日本型教育ということで中教審でも御議論いただいたように、大きく時代が変わる中で、教師に求められる資質というのもかなり大きく変わってきている、増えてきているというふうに考えますので、このような部分に対応できるような、意識が分かるような形で指針のお示しをいただきたいと思います。
関連して、ちょうど皆さんのお手元には、令和の日本型教育を担う新たな教師の学び方の実現に向けて、審議まとめ概要という紙を資料として配らせていただきました。
Aの部分で、研修受講履歴は任命権者が管理するということで、これについては当事者も閲覧可能であるということは先ほどお話をいただいたというふうに理解をしておりますが、この研修受講履歴は人事評価に活用されるものではないと位置づけられているというふうに承知をしておりますが、研修の受講の成果として向上した資質は評価の対象であるという理解でよいか、この点、確認をしたいと思います。
この発言だけを見る →関連して、ちょうど皆さんのお手元には、令和の日本型教育を担う新たな教師の学び方の実現に向けて、審議まとめ概要という紙を資料として配らせていただきました。
Aの部分で、研修受講履歴は任命権者が管理するということで、これについては当事者も閲覧可能であるということは先ほどお話をいただいたというふうに理解をしておりますが、この研修受講履歴は人事評価に活用されるものではないと位置づけられているというふうに承知をしておりますが、研修の受講の成果として向上した資質は評価の対象であるという理解でよいか、この点、確認をしたいと思います。
藤
藤原章夫#11
○藤原政府参考人 お答えいたします。
研修受講履歴と人事評価の関係についてでございます。
今回の改正により、教育委員会が行うこととされる研修等に関する記録は、校長等管理職が行うこととされる資質の向上に関する指導助言等の際に活用されるものであり、人事評価制度とはその趣旨と目的が異なるものでございます。
教員の人事評価は、校長等の管理職が、日常の職務行動の観察を通じて得られた情報などを総合的に踏まえつつ、期末面談等の機会に、各教師が発揮した能力や上げた業績を確認した上で評価が実施をされます。
研修等に関する記録自体や研修量の多寡そのものが人事評価に直接反映されるものではございませんが、研修を行った結果として各教師が発揮した能力や上げた業績については、人事評価の対象となるのは当然のことと存じます。
この発言だけを見る →研修受講履歴と人事評価の関係についてでございます。
今回の改正により、教育委員会が行うこととされる研修等に関する記録は、校長等管理職が行うこととされる資質の向上に関する指導助言等の際に活用されるものであり、人事評価制度とはその趣旨と目的が異なるものでございます。
教員の人事評価は、校長等の管理職が、日常の職務行動の観察を通じて得られた情報などを総合的に踏まえつつ、期末面談等の機会に、各教師が発揮した能力や上げた業績を確認した上で評価が実施をされます。
研修等に関する記録自体や研修量の多寡そのものが人事評価に直接反映されるものではございませんが、研修を行った結果として各教師が発揮した能力や上げた業績については、人事評価の対象となるのは当然のことと存じます。
松
松本剛明#12
○松本(剛)委員 ありがとうございます。
是非、やはり子供たちのために、研修も含めて教師が資質向上に努力をし、その成果として子供たちに資する教育が行われるようになるように、また、そのモチベーションになるような評価をお願いしてまいりたいと思います。
残念ながら、その逆の方というべきか、今の表のBのところに下線を引かせていただきましたが、この審議まとめでも、必ずしも主体性を有しない教師に対する対応の考え方ということで、特定の教師が期待する水準の研修を受けているとは到底認められない場合、職務命令に基づき研修を受講させることが必要ではないか、命令に従わないような事例が生じた場合は、適切な人事上、指導上の措置が必要ではないか、そして、このことについて、指針の中でこういったこと、要件などを明らかにすることを検討すべきではないかというふうにこの審議まとめにありますが、これについての考え方をお願いいたします。
この発言だけを見る →是非、やはり子供たちのために、研修も含めて教師が資質向上に努力をし、その成果として子供たちに資する教育が行われるようになるように、また、そのモチベーションになるような評価をお願いしてまいりたいと思います。
残念ながら、その逆の方というべきか、今の表のBのところに下線を引かせていただきましたが、この審議まとめでも、必ずしも主体性を有しない教師に対する対応の考え方ということで、特定の教師が期待する水準の研修を受けているとは到底認められない場合、職務命令に基づき研修を受講させることが必要ではないか、命令に従わないような事例が生じた場合は、適切な人事上、指導上の措置が必要ではないか、そして、このことについて、指針の中でこういったこと、要件などを明らかにすることを検討すべきではないかというふうにこの審議まとめにありますが、これについての考え方をお願いいたします。
藤
藤原章夫#13
○藤原政府参考人 お答えいたします。
校長等管理職が研修の受講についての指導助言を繰り返し行ったにもかかわらず、期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合など、やむを得ない場合には、職務命令として研修を受講させる必要もあると考えております。
このような基本的考え方を指針で示すとともに、具体的に、どのような場合に期待される水準の研修を受けているとは到底認められないと判断するべきかについては、教育委員会が適切に対応できるよう、今後、文部科学省でガイドラインを策定することとしております。
このガイドラインでは、例えば、合理的な理由なく法定研修や教育委員会が定めた教員研修計画に基づき全教員を対象にした研修等に参加しない場合、あるいは、特段の支障がないにもかかわらず必要な校内研修に参加しない場合、あるいは、例えばICT活用指導力など特定分野の資質の向上に強い必要性が認められるにもかかわらず、管理職等が受講を促してもなお、相当の期間にわたり合理的理由なく研修を受講しない場合などにつきまして、期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合として例示をすることを考えているところでございます。
今後、法案審議における御議論や、関係者、関係団体の御意見などを踏まえつつ、中教審での専門的な検討を経た上でガイドラインを策定してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →校長等管理職が研修の受講についての指導助言を繰り返し行ったにもかかわらず、期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合など、やむを得ない場合には、職務命令として研修を受講させる必要もあると考えております。
このような基本的考え方を指針で示すとともに、具体的に、どのような場合に期待される水準の研修を受けているとは到底認められないと判断するべきかについては、教育委員会が適切に対応できるよう、今後、文部科学省でガイドラインを策定することとしております。
このガイドラインでは、例えば、合理的な理由なく法定研修や教育委員会が定めた教員研修計画に基づき全教員を対象にした研修等に参加しない場合、あるいは、特段の支障がないにもかかわらず必要な校内研修に参加しない場合、あるいは、例えばICT活用指導力など特定分野の資質の向上に強い必要性が認められるにもかかわらず、管理職等が受講を促してもなお、相当の期間にわたり合理的理由なく研修を受講しない場合などにつきまして、期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合として例示をすることを考えているところでございます。
今後、法案審議における御議論や、関係者、関係団体の御意見などを踏まえつつ、中教審での専門的な検討を経た上でガイドラインを策定してまいりたいと考えております。
松
松本剛明#14
○松本(剛)委員 私自身は、これまでも公務員制度改革にも取り組んでまいりました。その意味で、これから一層、公務員の評価については、どちらかというと、正の評価というかプラスの評価の部分がなかなかないのもあるんですが、先ほどモチベーションをと言ったのも、これからプラスをしっかり評価できるような仕組みをまた考えていただくことが極めて重要だと思いますが、問題に近い形のマイナスに対しては、今度は、恐れることなくしっかりとやはり対応していただくことが必要であろうというふうに思っております。
ただ、やはり適切な人事上、指導上の措置などを講じるということであれば、その要件はある程度明らかにしておく必要があろうというふうに思いますので、そういった形で明らかにした上で、しっかりとプラス、マイナス、信賞必罰とまで強い言葉を使いませんが、やはり適切な人事管理が行われるようによろしくお願いをしたいと思います。
次に、この審議まとめの中でCとして下線を引かせていただきましたが、研修受講の記録管理を行おうとしますと、これはやはりシステムで管理をしていく、DXの時代に必要であろうというふうに思っております。
この研修受講履歴管理システム、これについて、独立法人教職員支援機構の参画が期待されるといったような形になっていますが、今の段階でのお考えをお聞きをしたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →ただ、やはり適切な人事上、指導上の措置などを講じるということであれば、その要件はある程度明らかにしておく必要があろうというふうに思いますので、そういった形で明らかにした上で、しっかりとプラス、マイナス、信賞必罰とまで強い言葉を使いませんが、やはり適切な人事管理が行われるようによろしくお願いをしたいと思います。
次に、この審議まとめの中でCとして下線を引かせていただきましたが、研修受講の記録管理を行おうとしますと、これはやはりシステムで管理をしていく、DXの時代に必要であろうというふうに思っております。
この研修受講履歴管理システム、これについて、独立法人教職員支援機構の参画が期待されるといったような形になっていますが、今の段階でのお考えをお聞きをしたいというふうに思っております。
藤
藤原章夫#15
○藤原政府参考人 お答えいたします。
中央教育審議会の審議まとめにおいては、教師の新たな学びの姿を高度化する仕組みとして、研修受講履歴を記録する情報システムの構築が示されており、教職員支援機構はその構築、運用に参画することが求められております。
文部科学省においては、令和三年度補正予算においてこれに関する調査研究費を計上するとともに、令和四年度の予算においてその構築費用を計上しているところでございますが、教職員支援機構とともに、まずは調査研究の実施により、備えるべき機能等を明らかにした上で、令和五年度中に試行的な稼働を目指して構築を進めていきたいと考えております。
このシステムにおきましては、国がその構築を行い、任命権者である教育委員会の責任の下で研修履歴を記録していくことを想定しておりますが、新たな情報システムの構築に当たっては、都道府県等の既存システムとの連携や整合性に留意しながら、教育委員会等とも協議しつつ、検討してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →中央教育審議会の審議まとめにおいては、教師の新たな学びの姿を高度化する仕組みとして、研修受講履歴を記録する情報システムの構築が示されており、教職員支援機構はその構築、運用に参画することが求められております。
文部科学省においては、令和三年度補正予算においてこれに関する調査研究費を計上するとともに、令和四年度の予算においてその構築費用を計上しているところでございますが、教職員支援機構とともに、まずは調査研究の実施により、備えるべき機能等を明らかにした上で、令和五年度中に試行的な稼働を目指して構築を進めていきたいと考えております。
このシステムにおきましては、国がその構築を行い、任命権者である教育委員会の責任の下で研修履歴を記録していくことを想定しておりますが、新たな情報システムの構築に当たっては、都道府県等の既存システムとの連携や整合性に留意しながら、教育委員会等とも協議しつつ、検討してまいりたいと考えております。
松
松本剛明#16
○松本(剛)委員 御案内のとおり、デジタル改革ということで、各地方自治体の様々なシステム、国が標準的なシステムを地方に提供し、もちろん今の既存のシステムの消却などがありますので一定の年限を区切ってでありますが、統一する方向で既に動き出してきております。そんな意味では、この研修受講履歴管理システムを一つの契機として、これにとどまらず、校務なども含めて、標準的なシステムというのを順次地方に提供しつつ、その利用を推奨するといったような形で、早くにシステムを統一することが今後の恐らく校務負担等の軽減にもつながるようなDXになろうかというふうに思います。
DXというのは、デジタルトランスフォーメーションは、もう申し上げるまでもなく、今までやってきたことをある意味では思い切って根本的に変えるということでありますので、それについて、また当然、いわゆる人、物、金が必要になってくる部分については我々与党も支援をして確保していきたいと思いますので、是非こういう形で、標準的なシステムを全国的に使われるということで御検討いただきたいと思います。
校務システムを標準化するということについて、もし何らかのコメントがあれば伺っておきたいというふうに思います。
この発言だけを見る →DXというのは、デジタルトランスフォーメーションは、もう申し上げるまでもなく、今までやってきたことをある意味では思い切って根本的に変えるということでありますので、それについて、また当然、いわゆる人、物、金が必要になってくる部分については我々与党も支援をして確保していきたいと思いますので、是非こういう形で、標準的なシステムを全国的に使われるということで御検討いただきたいと思います。
校務システムを標準化するということについて、もし何らかのコメントがあれば伺っておきたいというふうに思います。
伯
伯井美徳#17
○伯井政府参考人 お答えいたします。
御指摘の校務支援システムは、通知表や調査票の作成、あるいは健康診断結果の管理等の機能を有しており、特に、これらの機能を統合した統合型校務支援システムは、教員の業務の効率化、負担軽減を図る観点でより有効であると考えられ、令和三年三月現在、全国の公立学校の七三・五%で導入され、着実に導入が進んでいるところでございます。
他方、この校務支援システムの現状について言いますと、インターネット接続されているものが四八・七%、教職員が自宅等から常時利用可能なものは四・七%という形で、課題がございます。また、校務系のネットワークが学習系や行政系のネットワークとデータ連携ができているケースは、少数にとどまっているという状況でございます。
文部科学省といたしましては、統合型の校務支援システムの整備に必要な経費について地財措置を講じるとともに、昨年十二月より、校務支援システム等の校務の情報化における課題の洗い出しとその解決に向けて、GIGAスクール構想の下での校務の情報化に関する専門家会議を設置し、学校の働き方改革をより進めるための校務の情報化の在り方について議論を現在行っております。
今後、更に取組を加速するため、専門家会議での御議論なども踏まえつつ、望ましい標準的な校務支援システムの在り方につきまして、御指摘のあったような、標準化の方向性を検討していくということを行いまして、そうしたことも踏まえ、各学校現場に周知し、全国の学校において校務の情報化、DX化が更に推進されるような、必要な施策を進めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →御指摘の校務支援システムは、通知表や調査票の作成、あるいは健康診断結果の管理等の機能を有しており、特に、これらの機能を統合した統合型校務支援システムは、教員の業務の効率化、負担軽減を図る観点でより有効であると考えられ、令和三年三月現在、全国の公立学校の七三・五%で導入され、着実に導入が進んでいるところでございます。
他方、この校務支援システムの現状について言いますと、インターネット接続されているものが四八・七%、教職員が自宅等から常時利用可能なものは四・七%という形で、課題がございます。また、校務系のネットワークが学習系や行政系のネットワークとデータ連携ができているケースは、少数にとどまっているという状況でございます。
文部科学省といたしましては、統合型の校務支援システムの整備に必要な経費について地財措置を講じるとともに、昨年十二月より、校務支援システム等の校務の情報化における課題の洗い出しとその解決に向けて、GIGAスクール構想の下での校務の情報化に関する専門家会議を設置し、学校の働き方改革をより進めるための校務の情報化の在り方について議論を現在行っております。
今後、更に取組を加速するため、専門家会議での御議論なども踏まえつつ、望ましい標準的な校務支援システムの在り方につきまして、御指摘のあったような、標準化の方向性を検討していくということを行いまして、そうしたことも踏まえ、各学校現場に周知し、全国の学校において校務の情報化、DX化が更に推進されるような、必要な施策を進めてまいりたいと考えております。
松
松本剛明#18
○松本(剛)委員 先日、党の方でも、先進的な自治体の事例のヒアリングをして、お話をお聞きする機会がありましたが、先進的な市は、隣接、ないしは県の市とは、結局、システムはつながっていないといったような内容でありました。
先ほど申し上げたように、国、地方の関係の中で、当然地方の自主性、自立性というのは極めて重要でありますが、このシステムについては、むしろ、全国的に標準化することで地方自身が力を発揮できるのではないかという整理の中で今デジタル改革を進めているという意味では、この教育に関するシステムについても是非ともそういった方向性を念頭にお進めをいただきたいと思っております。
その意味で、ちょっと質問の順番が前後しましたが、この研修の制度、教育の水準という意味でも、全国的にやはり教員の資質の確保というのは、高い水準でそろえていただきたい。自主性、自立性はもちろん尊重するんですが、やはり、全ての国民はひとしく教育を受ける権利を有するという憲法の趣旨からしても、高いレベルで、その意味では、この新たな研修制度には国は積極的に関与していただきたいというふうに考えておりますが、お考えがあればちょっと伺いたいと思います。
この発言だけを見る →先ほど申し上げたように、国、地方の関係の中で、当然地方の自主性、自立性というのは極めて重要でありますが、このシステムについては、むしろ、全国的に標準化することで地方自身が力を発揮できるのではないかという整理の中で今デジタル改革を進めているという意味では、この教育に関するシステムについても是非ともそういった方向性を念頭にお進めをいただきたいと思っております。
その意味で、ちょっと質問の順番が前後しましたが、この研修の制度、教育の水準という意味でも、全国的にやはり教員の資質の確保というのは、高い水準でそろえていただきたい。自主性、自立性はもちろん尊重するんですが、やはり、全ての国民はひとしく教育を受ける権利を有するという憲法の趣旨からしても、高いレベルで、その意味では、この新たな研修制度には国は積極的に関与していただきたいというふうに考えておりますが、お考えがあればちょっと伺いたいと思います。
藤
藤原章夫#19
○藤原政府参考人 お答えいたします。
教師の研修については、文部科学大臣が定める教師の資質向上に関する指針を参酌して、任命権者である都道府県教育委員会等が教員育成指標や教員研修計画を策定し、これらに基づく研修を実施しているところでございます。
これらに加え、本法案では、研修記録の作成や、資質向上に関する指導助言等を教育委員会に対して義務づけることとしております。
文部科学省といたしましては、教育委員会が行うこれらの取組が確実に実施されるように、教師が身につけるべき資質、能力を明確化するため、教師の資質向上に関する指針の改定、研修受講に課題のある教師への対応に関するガイドライン等の作成、文部科学省、各都道府県教育委員会、教職員支援機構等を構成員とする協議会の立ち上げ、研修コンテンツの共同開発や共有化、さらには、各教育委員会で活用可能な基礎的な知識、技能を身につけるための標準的な動画コンテンツの開発などに取り組むとともに、これらの状況のフォローアップをしっかり行ってまいりたいと存じます。
この発言だけを見る →教師の研修については、文部科学大臣が定める教師の資質向上に関する指針を参酌して、任命権者である都道府県教育委員会等が教員育成指標や教員研修計画を策定し、これらに基づく研修を実施しているところでございます。
これらに加え、本法案では、研修記録の作成や、資質向上に関する指導助言等を教育委員会に対して義務づけることとしております。
文部科学省といたしましては、教育委員会が行うこれらの取組が確実に実施されるように、教師が身につけるべき資質、能力を明確化するため、教師の資質向上に関する指針の改定、研修受講に課題のある教師への対応に関するガイドライン等の作成、文部科学省、各都道府県教育委員会、教職員支援機構等を構成員とする協議会の立ち上げ、研修コンテンツの共同開発や共有化、さらには、各教育委員会で活用可能な基礎的な知識、技能を身につけるための標準的な動画コンテンツの開発などに取り組むとともに、これらの状況のフォローアップをしっかり行ってまいりたいと存じます。
松
松本剛明#20
○松本(剛)委員 もう一問用意をしておりましたが、質問時間が迫ってまいりましたので、その問についてはお願いをさせていただきたいと思っております。
今回のことも、冒頭でも教師の負担という課題がありました。しっかりと子供に向き合う、研修に邁進をしてもらうためにも、教師の負担軽減を進めるということには、私も是非とも取り組んでいただきたいと思っております。
その上で、一つお願いをした上で、最後に大臣に所感を伺いたいと思っておりますが、ちょうど現場の教育委員会、教師と話をしていると、やはり支援が必要な子供たちへの対応というのはかなり大きな課題になってきているというふうに感じられ、また、そういうお話も多々いただいております。
特にそういった支援が必要な子供たちには福祉的な対応が必要であるということで、既にスクールカウンセラー、ソーシャルワークができる人たちの配置など御尽力をいただいているようですが、私もこの課題についていろいろと調べてみると、これも具体的にお話を伺う機会があったんですが、滋賀県の事例では、県立学校の生徒への支援に関して、県と市町の福祉部局、教育部局を結ぶ連携協定というのを具体的に締結をしているということで、これによって組織的にも連携をされるということになって、早期で適切な支援が可能になる。
実際に、先生方が福祉的な政策、サポートなどについても全部つないでいるということであるとなかなか大変になってくると思いますので、予算、人員なども確保しつつ、こういったことも、先進事例を参考に、新たな政策の御検討をお願いをしたいということを申し上げて、最後に大臣の、この法案改正の目的である教師の資質向上などに向けて、お考え、決意を伺って質問を終わりたいと思います。
この発言だけを見る →今回のことも、冒頭でも教師の負担という課題がありました。しっかりと子供に向き合う、研修に邁進をしてもらうためにも、教師の負担軽減を進めるということには、私も是非とも取り組んでいただきたいと思っております。
その上で、一つお願いをした上で、最後に大臣に所感を伺いたいと思っておりますが、ちょうど現場の教育委員会、教師と話をしていると、やはり支援が必要な子供たちへの対応というのはかなり大きな課題になってきているというふうに感じられ、また、そういうお話も多々いただいております。
特にそういった支援が必要な子供たちには福祉的な対応が必要であるということで、既にスクールカウンセラー、ソーシャルワークができる人たちの配置など御尽力をいただいているようですが、私もこの課題についていろいろと調べてみると、これも具体的にお話を伺う機会があったんですが、滋賀県の事例では、県立学校の生徒への支援に関して、県と市町の福祉部局、教育部局を結ぶ連携協定というのを具体的に締結をしているということで、これによって組織的にも連携をされるということになって、早期で適切な支援が可能になる。
実際に、先生方が福祉的な政策、サポートなどについても全部つないでいるということであるとなかなか大変になってくると思いますので、予算、人員なども確保しつつ、こういったことも、先進事例を参考に、新たな政策の御検討をお願いをしたいということを申し上げて、最後に大臣の、この法案改正の目的である教師の資質向上などに向けて、お考え、決意を伺って質問を終わりたいと思います。
末
末松信介#21
○末松国務大臣 松本先生にお答え申し上げます。
先生からの、問い十一の福祉部局との連携のことを承りました。
それをもって今の御質問でありますけれども、教育は人なりということをよく言われますんですけれども、学校教育の成否というのは、やはり教師の資質、能力に懸かっておると思います。教師は、子供たちの人生をまさに変える存在であります。そうした大きな役割を担う教師、十分なやりがいがあり、人との関わり合いの中で自分自身も成長を遂げるという、私は大変魅力的な仕事であるというように認識しています。
昨今の学校教育をめぐる様々な課題への対応のためには、優れた資質、能力を備えた先生の力が不可欠でございます。今回提出をいたしました法案では、個々の学校現場や教師のニーズに即した新たな研修システムによって、これからの時代に必要な教師の学びを実現させるということ、これに伴いまして、教員免許更新制を発展的に解消することにいたしました。
本案の成立の暁には、新たな研修システムが着実に実施されますように、そして、教師が身につけるべき資質、能力を明確化するための教師の資質向上に関する指針の改定、そして、新たな教師の学びの姿の高度化を、研修受講履歴システムの構築をする、そして、基礎的な知識を身につけるための標準的な動画コンテンツ、教職員機構の方では百七十二ありますけれども、もっと増やしていきたいと思っています、などに取り組んで、国が責任を持って、教師の資質向上に資する研究環境の整備を推進してまいりたいと思います。
先生がおっしゃられました教師の資質向上でありますけれども、とはいうものの、ICT教育に非常に強い先生が求められますし、理数に強い先生も求められてくるだろうと思うんですけれども、やはり一番大事なのは、経験を大切にした先生かなと。私も松本先生も、そういう面では、スマホもインターネットもない時代からずっとおりましたので、そういう意味では、体験からくる、それを子供たちに授けることのできる先生が、やはりICTに強いとともに質の高い先生だというふうに思ってございます。それが私の考え方でございます。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →先生からの、問い十一の福祉部局との連携のことを承りました。
それをもって今の御質問でありますけれども、教育は人なりということをよく言われますんですけれども、学校教育の成否というのは、やはり教師の資質、能力に懸かっておると思います。教師は、子供たちの人生をまさに変える存在であります。そうした大きな役割を担う教師、十分なやりがいがあり、人との関わり合いの中で自分自身も成長を遂げるという、私は大変魅力的な仕事であるというように認識しています。
昨今の学校教育をめぐる様々な課題への対応のためには、優れた資質、能力を備えた先生の力が不可欠でございます。今回提出をいたしました法案では、個々の学校現場や教師のニーズに即した新たな研修システムによって、これからの時代に必要な教師の学びを実現させるということ、これに伴いまして、教員免許更新制を発展的に解消することにいたしました。
本案の成立の暁には、新たな研修システムが着実に実施されますように、そして、教師が身につけるべき資質、能力を明確化するための教師の資質向上に関する指針の改定、そして、新たな教師の学びの姿の高度化を、研修受講履歴システムの構築をする、そして、基礎的な知識を身につけるための標準的な動画コンテンツ、教職員機構の方では百七十二ありますけれども、もっと増やしていきたいと思っています、などに取り組んで、国が責任を持って、教師の資質向上に資する研究環境の整備を推進してまいりたいと思います。
先生がおっしゃられました教師の資質向上でありますけれども、とはいうものの、ICT教育に非常に強い先生が求められますし、理数に強い先生も求められてくるだろうと思うんですけれども、やはり一番大事なのは、経験を大切にした先生かなと。私も松本先生も、そういう面では、スマホもインターネットもない時代からずっとおりましたので、そういう意味では、体験からくる、それを子供たちに授けることのできる先生が、やはりICTに強いとともに質の高い先生だというふうに思ってございます。それが私の考え方でございます。
ありがとうございました。
松
義
勝
勝目康#24
○勝目委員 おはようございます。京都一区選出の、自由民主党、勝目康でございます。
本日は、文部科学委員会におきまして初めての質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様、先輩、同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。
また、末松文部科学大臣を始め文部科学省の皆様におかれましては、予算委員会の第四分科会におきまして、文化庁の京都移転等、前向きで力強い御答弁を賜りました。本当にありがとうございました。本日も、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
質問に入ります前に、ロシアによるウクライナ侵略について、一言申し上げさせてください。
先日、京都市の五十年来の姉妹都市であります首都キーウ、この近郊において、民間人に対して極めて凄惨な行為が繰り広げられていた、このことが明らかになりました。言葉を失うというのはまさにこのことであります。無辜の民間人の殺害というのは、明らかに国際人道法に反する行為であって、いかなる名目であれ、断じて許されないことであります。厳しく非難をいたします。
この度の侵略によって犠牲となった全ての方に哀悼の誠をささげるとともに、政府には、国際社会と連携をして、これからも適時適切な対応をお願いしたい、このように思っております。
それでは、質問に入らせていただきます。
本日の案件、先ほど松本委員からもありましたが、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部改正法案であります。
このうち、今般の改正により発展的に解消をされます教員免許の更新制につきましては、平成十九年の通常国会において、特別委員会も設置をされて、非常に充実した審議の末、成立したものでございます。
当時の文部科学大臣は、三十八年の長きにわたって地元京都一区で国政を担ってこられた伊吹文明元衆議院議長でございました。その志を継ぐということを掲げて当選をさせていただいた私が、本日、こうしてこの法案に関する質疑に立っております。これも一つの巡り合わせだなというふうに感じております。
この免許更新制の導入につきましては、国として、教員の質を確保するための制度的枠組みを創設するものでありまして、画期的な取組であった、このように評価をしております。実際、教師の学びの機会の拡大であるとか良質な学習コンテンツの形成、多様な主体が教師の資質、能力の向上に参画してきた。免許更新制なかりせば、ここまでの広がりはなかったんじゃないかな、このように感じております。
その一方で、課題も多々指摘をされてきたところであります。十年でワンショットの講習で十分なのか、働き方改革が求められる中で教員の負担はどうなのか、教員の数の確保の面での妨げになっているんじゃないか等々、こういう課題もあってこの度の発展的解消に至ったもの、こう理解をしております。
もちろん、これは教員の質の確保が要らなくなったということを意味するわけではなくて、むしろ逆ということであります。個別最適な学び、協働的な学び、この一体的な充実で、主体的で対話的で深い学び、これを実践していく、こういうことで、学習者の視点でまさに教育を捉え直した。これは、従来以上に教師の資質、能力に左右をされる、こういうことになるんだと思っております。
教員の質の確保につきましては、三つの段階、すなわち、第一に、不適切な教員の是正であるとか排除、第二に、最低限備えるべき知識や資質の維持、第三に、より積極的な学びによる資質、能力の向上、このそれぞれにおいて対応が必要だというふうに考えております。
免許更新制につきましては、今申し上げた第二の点、つまり最低限備えるべき知識や資質の確認というのがその導入趣旨であって、決して不適切教員の是正や排除、これを目的とするものではない、このように認識をしております。しかしながら、免許の更新という、いわばゲートがなくなることによって実際のところどうなのか、ここは気になるところであります。
不適切な教員への対応については、平成十三年の地教行法の改正を契機としまして、指導力不足教員に対する人事管理の仕組みが構築をされまして、また、更新制の導入時に、指導改善研修といったものが法定をされたところであります。
まず、事実関係といたしまして、指導が不適切とされた教員数の推移など、これまでの運用状況、これをお伺いをしたいと思います。
また、指導不適切とはちょっと次元が異なるものでありますけれども、質の伴わない教員の排除という点で大きくは共通するものとして、この四月一日、先週金曜日に施行されたところでありますが、児童生徒性暴力等防止法、これがあります。この法律に規定をされております特定免許状失効者等データベースへの登録の対象であります、児童生徒性暴力を行い、懲戒免職となった職員数の推移、これがどうなっているのか、併せてお答えいただきたいと思います。
この発言だけを見る →本日は、文部科学委員会におきまして初めての質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様、先輩、同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。
また、末松文部科学大臣を始め文部科学省の皆様におかれましては、予算委員会の第四分科会におきまして、文化庁の京都移転等、前向きで力強い御答弁を賜りました。本当にありがとうございました。本日も、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
質問に入ります前に、ロシアによるウクライナ侵略について、一言申し上げさせてください。
先日、京都市の五十年来の姉妹都市であります首都キーウ、この近郊において、民間人に対して極めて凄惨な行為が繰り広げられていた、このことが明らかになりました。言葉を失うというのはまさにこのことであります。無辜の民間人の殺害というのは、明らかに国際人道法に反する行為であって、いかなる名目であれ、断じて許されないことであります。厳しく非難をいたします。
この度の侵略によって犠牲となった全ての方に哀悼の誠をささげるとともに、政府には、国際社会と連携をして、これからも適時適切な対応をお願いしたい、このように思っております。
それでは、質問に入らせていただきます。
本日の案件、先ほど松本委員からもありましたが、教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部改正法案であります。
このうち、今般の改正により発展的に解消をされます教員免許の更新制につきましては、平成十九年の通常国会において、特別委員会も設置をされて、非常に充実した審議の末、成立したものでございます。
当時の文部科学大臣は、三十八年の長きにわたって地元京都一区で国政を担ってこられた伊吹文明元衆議院議長でございました。その志を継ぐということを掲げて当選をさせていただいた私が、本日、こうしてこの法案に関する質疑に立っております。これも一つの巡り合わせだなというふうに感じております。
この免許更新制の導入につきましては、国として、教員の質を確保するための制度的枠組みを創設するものでありまして、画期的な取組であった、このように評価をしております。実際、教師の学びの機会の拡大であるとか良質な学習コンテンツの形成、多様な主体が教師の資質、能力の向上に参画してきた。免許更新制なかりせば、ここまでの広がりはなかったんじゃないかな、このように感じております。
その一方で、課題も多々指摘をされてきたところであります。十年でワンショットの講習で十分なのか、働き方改革が求められる中で教員の負担はどうなのか、教員の数の確保の面での妨げになっているんじゃないか等々、こういう課題もあってこの度の発展的解消に至ったもの、こう理解をしております。
もちろん、これは教員の質の確保が要らなくなったということを意味するわけではなくて、むしろ逆ということであります。個別最適な学び、協働的な学び、この一体的な充実で、主体的で対話的で深い学び、これを実践していく、こういうことで、学習者の視点でまさに教育を捉え直した。これは、従来以上に教師の資質、能力に左右をされる、こういうことになるんだと思っております。
教員の質の確保につきましては、三つの段階、すなわち、第一に、不適切な教員の是正であるとか排除、第二に、最低限備えるべき知識や資質の維持、第三に、より積極的な学びによる資質、能力の向上、このそれぞれにおいて対応が必要だというふうに考えております。
免許更新制につきましては、今申し上げた第二の点、つまり最低限備えるべき知識や資質の確認というのがその導入趣旨であって、決して不適切教員の是正や排除、これを目的とするものではない、このように認識をしております。しかしながら、免許の更新という、いわばゲートがなくなることによって実際のところどうなのか、ここは気になるところであります。
不適切な教員への対応については、平成十三年の地教行法の改正を契機としまして、指導力不足教員に対する人事管理の仕組みが構築をされまして、また、更新制の導入時に、指導改善研修といったものが法定をされたところであります。
まず、事実関係といたしまして、指導が不適切とされた教員数の推移など、これまでの運用状況、これをお伺いをしたいと思います。
また、指導不適切とはちょっと次元が異なるものでありますけれども、質の伴わない教員の排除という点で大きくは共通するものとして、この四月一日、先週金曜日に施行されたところでありますが、児童生徒性暴力等防止法、これがあります。この法律に規定をされております特定免許状失効者等データベースへの登録の対象であります、児童生徒性暴力を行い、懲戒免職となった職員数の推移、これがどうなっているのか、併せてお答えいただきたいと思います。
伯
伯井美徳#25
○伯井政府参考人 お答えいたします。
指導が不適切な教員につきましては、教育公務員特例法の規定に従いまして、各都道府県・指定都市教育委員会において、指導が不適切な教員の認定、そして指導改善研修等の実施などの仕組みが運用されているところでございます。
このような仕組みの運用が始められました平成十二年以降、指導が不適切な教員として認定された教員の数は、延べ約四千七百人となっております。年間でいいますと、ピークは平成十六年の五百六十六人でございましたが、現状、平成三十年で七十人、令和二年で五十九人というふうに推移が示されております。
一方、公立学校の教職員による児童生徒等に対する性犯罪、性暴力等による懲戒処分の状況につきましては、直近で、令和元年度は百二十一人、令和二年度は九十一人が懲戒免職というふうになっております。
この発言だけを見る →指導が不適切な教員につきましては、教育公務員特例法の規定に従いまして、各都道府県・指定都市教育委員会において、指導が不適切な教員の認定、そして指導改善研修等の実施などの仕組みが運用されているところでございます。
このような仕組みの運用が始められました平成十二年以降、指導が不適切な教員として認定された教員の数は、延べ約四千七百人となっております。年間でいいますと、ピークは平成十六年の五百六十六人でございましたが、現状、平成三十年で七十人、令和二年で五十九人というふうに推移が示されております。
一方、公立学校の教職員による児童生徒等に対する性犯罪、性暴力等による懲戒処分の状況につきましては、直近で、令和元年度は百二十一人、令和二年度は九十一人が懲戒免職というふうになっております。
勝
勝目康#26
○勝目委員 ありがとうございます。
指導不適切な教員への対応というのは、これはもう免許更新制導入前から取り組んでこられて、その事案というのはその前に大きく整理をされた、ピークが平成十六年ということでありますので、そのことがよく分かりました。
しかし、現在も一定の指導不適切な教員が出ているということは、これは無視できないことだと思います。免許更新制を廃止することによって、指導不適切教員への対応がどうなっていくのか、これをお聞かせいただきたいと思いますし、また、児童生徒に対する性暴力による懲戒が二年連続で三桁前後というのは、これは驚くべき多さであると思います。本来、子供たちにとって安心できる居場所であるべき学校にあって、指導の中核を担う教員による非違行為、これは絶対許されないものでございます。こちらへの対応につきましても、方針をお聞かせいただければというふうに思います。
また、先ほど松本委員からも質問ありましたけれども、講習の受講と免許の更新のリンクが切れることで、講習を受講せず学び直しをしない、こういう教員への対応につきましても併せてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。
この発言だけを見る →指導不適切な教員への対応というのは、これはもう免許更新制導入前から取り組んでこられて、その事案というのはその前に大きく整理をされた、ピークが平成十六年ということでありますので、そのことがよく分かりました。
しかし、現在も一定の指導不適切な教員が出ているということは、これは無視できないことだと思います。免許更新制を廃止することによって、指導不適切教員への対応がどうなっていくのか、これをお聞かせいただきたいと思いますし、また、児童生徒に対する性暴力による懲戒が二年連続で三桁前後というのは、これは驚くべき多さであると思います。本来、子供たちにとって安心できる居場所であるべき学校にあって、指導の中核を担う教員による非違行為、これは絶対許されないものでございます。こちらへの対応につきましても、方針をお聞かせいただければというふうに思います。
また、先ほど松本委員からも質問ありましたけれども、講習の受講と免許の更新のリンクが切れることで、講習を受講せず学び直しをしない、こういう教員への対応につきましても併せてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。
藤
藤原章夫#27
○藤原政府参考人 お答えいたします。
教員免許更新制は、十年に一度、最新の知識、技能を修得することを目的に、三十時間の免許状更新講習を受け、修了認定を受けること等により教員免許状を更新するものでございまして、その趣旨は、今委員から御指摘もありましたように、不適格教員や児童生徒性暴力等を行う教員を排除するということを目的としたものではございません。
指導が不適切な教員につきましては、これまでも、各教育委員会において、教育公務員特例法の規定に従い、指導が不適切な教員の認定、指導改善研修等の仕組みが運用されております。
今後とも、教師の質の確保を図っていくことは重要でございます。指導が不適切な教員に対する対応についても更に充実するよう、必要な検討を行ってまいりたいと考えております。
それから、児童生徒性暴力等への対応につきましては、四月一日に教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律が施行されたところでございます。文部科学省といたしましては、こうした児童生徒性暴力を根絶をするという断固たる決意を持って取組を進めてまいりたいと考えております。
こうした中で、文部科学省におきましては、三月十八日に、同法に定める施策を総合的かつ効果的に推進するための基本指針を策定したところであり、今後は、未然防止のための取組や免許状失効者に関するデータベースの構築など、法や基本指針に基づく取組をしっかりと進めてまいりたいと存じます。
また、新たな研修の仕組みにおきましては、校長等管理職が研修の受講についての指導助言を繰り返し行ったにもかかわらず、期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合など、やむを得ない場合には、職務命令として研修を受講させることを考えているところでございます。
文部科学省としては、ガイドラインにおいて期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合を例示するなど、校長等管理職が行う資質向上に関する指導助言等が適切に行われるよう取り組んでまいります。
この発言だけを見る →教員免許更新制は、十年に一度、最新の知識、技能を修得することを目的に、三十時間の免許状更新講習を受け、修了認定を受けること等により教員免許状を更新するものでございまして、その趣旨は、今委員から御指摘もありましたように、不適格教員や児童生徒性暴力等を行う教員を排除するということを目的としたものではございません。
指導が不適切な教員につきましては、これまでも、各教育委員会において、教育公務員特例法の規定に従い、指導が不適切な教員の認定、指導改善研修等の仕組みが運用されております。
今後とも、教師の質の確保を図っていくことは重要でございます。指導が不適切な教員に対する対応についても更に充実するよう、必要な検討を行ってまいりたいと考えております。
それから、児童生徒性暴力等への対応につきましては、四月一日に教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律が施行されたところでございます。文部科学省といたしましては、こうした児童生徒性暴力を根絶をするという断固たる決意を持って取組を進めてまいりたいと考えております。
こうした中で、文部科学省におきましては、三月十八日に、同法に定める施策を総合的かつ効果的に推進するための基本指針を策定したところであり、今後は、未然防止のための取組や免許状失効者に関するデータベースの構築など、法や基本指針に基づく取組をしっかりと進めてまいりたいと存じます。
また、新たな研修の仕組みにおきましては、校長等管理職が研修の受講についての指導助言を繰り返し行ったにもかかわらず、期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合など、やむを得ない場合には、職務命令として研修を受講させることを考えているところでございます。
文部科学省としては、ガイドラインにおいて期待される水準の研修を受けているとは到底認められない場合を例示するなど、校長等管理職が行う資質向上に関する指導助言等が適切に行われるよう取り組んでまいります。
勝
勝目康#28
○勝目委員 ありがとうございました。
免許更新制が廃止をされましても、規律する制度を適切に運用することによって、質の伴わない、あるいは悪質な行為を行った教員については是正、排除、これは絶対に行っていくんだ、こういうことであります。
絶えず質の向上に取り組んでいる教員がいる一方で、質の伴わない、中には極めて悪質な教員もいる、これが残念ながら現実でございます。子供たちにとっては、担任等自らを担当する先生がどうか、このことが全てであります。全体の傾向だけではなくて、個々の不適切教員の是正あるいは資質、能力の向上が図られるように全力を挙げていただきたい、このように思います。
個々の、児童生徒にとっての教員の質という点に関しましては、事実であれば看過できないことが一つございます。SNSなど見ておりますと、指導力に劣る教員が支援学校や支援級に配置されてくる、そういう傾向があるんじゃないか、こんな話が飛び交っております。
障害を持つ子供たちにとって、教師の理解不足からくる叱責やからかい、これは心理的な傷つきや精神的不調などを通じて、自己肯定感の著しい低下あるいは否定的感情の惹起といったいわゆる二次障害を引き起こして、問題が更に複雑化し、かつ長期化する要因になってしまう、このように言われております。
障害の有無にかかわらず、一緒に過ごすインクルージョンが求められている現在、障害の特性や対応の方法などに関し、知識のある専門性を有した教員がむしろ配置されるべき、このように考えております。
この課題につきまして、文部科学省の現状認識をお伺いをします。また、このようなことが起こらないよう、省としてどう取り組んでいくのか、お聞かせをください。
この発言だけを見る →免許更新制が廃止をされましても、規律する制度を適切に運用することによって、質の伴わない、あるいは悪質な行為を行った教員については是正、排除、これは絶対に行っていくんだ、こういうことであります。
絶えず質の向上に取り組んでいる教員がいる一方で、質の伴わない、中には極めて悪質な教員もいる、これが残念ながら現実でございます。子供たちにとっては、担任等自らを担当する先生がどうか、このことが全てであります。全体の傾向だけではなくて、個々の不適切教員の是正あるいは資質、能力の向上が図られるように全力を挙げていただきたい、このように思います。
個々の、児童生徒にとっての教員の質という点に関しましては、事実であれば看過できないことが一つございます。SNSなど見ておりますと、指導力に劣る教員が支援学校や支援級に配置されてくる、そういう傾向があるんじゃないか、こんな話が飛び交っております。
障害を持つ子供たちにとって、教師の理解不足からくる叱責やからかい、これは心理的な傷つきや精神的不調などを通じて、自己肯定感の著しい低下あるいは否定的感情の惹起といったいわゆる二次障害を引き起こして、問題が更に複雑化し、かつ長期化する要因になってしまう、このように言われております。
障害の有無にかかわらず、一緒に過ごすインクルージョンが求められている現在、障害の特性や対応の方法などに関し、知識のある専門性を有した教員がむしろ配置されるべき、このように考えております。
この課題につきまして、文部科学省の現状認識をお伺いをします。また、このようなことが起こらないよう、省としてどう取り組んでいくのか、お聞かせをください。
伯
伯井美徳#29
○伯井政府参考人 お答え申し上げます。
障害のある子供の学びの充実のためには、教師や関係者が障害特性について十分に理解し、児童生徒一人一人に応じたきめ細かい指導を行うことが重要と考えております。
しかしながら、特別支援教育に関わる教師については、各教育委員会等におきまして長期的な視野に立って計画的に育成、配置されているとは必ずしも言い難い状況にあります。
現在、特別支援学校教員のうち、担当している障害種の特別支援学校教諭等免許状を保有している割合は八六・五%、特別支援学級の教師のうち、特別支援学校教諭免許状を保有している割合は三一・一%となっており、引き続きその専門性向上は喫緊の課題というふうに認識しております。
文科省では、そうした教師の専門性の向上を図るため、免許保有率を向上させる取組に加えまして、国立特別支援教育総合研究所における研修コンテンツの充実や、あるいは新しい教職課程におきまして、特別支援教育に関する科目を必ず修得するような制度改正を行う等の取組を行ってまいりました。
さらに、この三月三十一日に、特別支援教育を担う教師の養成の在り方等に関する検討会議報告が取りまとめられ、特別支援教育に関わる教師の専門性を高めるとともに、全ての教師が特別支援教育を経験すること、このことの重要性につきまして、関係者に通知をもって指導を行ったところでございます。
こうした報告にも基づき、引き続き、教師の専門性の向上を図り、障害のある子供への教育の充実に努めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →障害のある子供の学びの充実のためには、教師や関係者が障害特性について十分に理解し、児童生徒一人一人に応じたきめ細かい指導を行うことが重要と考えております。
しかしながら、特別支援教育に関わる教師については、各教育委員会等におきまして長期的な視野に立って計画的に育成、配置されているとは必ずしも言い難い状況にあります。
現在、特別支援学校教員のうち、担当している障害種の特別支援学校教諭等免許状を保有している割合は八六・五%、特別支援学級の教師のうち、特別支援学校教諭免許状を保有している割合は三一・一%となっており、引き続きその専門性向上は喫緊の課題というふうに認識しております。
文科省では、そうした教師の専門性の向上を図るため、免許保有率を向上させる取組に加えまして、国立特別支援教育総合研究所における研修コンテンツの充実や、あるいは新しい教職課程におきまして、特別支援教育に関する科目を必ず修得するような制度改正を行う等の取組を行ってまいりました。
さらに、この三月三十一日に、特別支援教育を担う教師の養成の在り方等に関する検討会議報告が取りまとめられ、特別支援教育に関わる教師の専門性を高めるとともに、全ての教師が特別支援教育を経験すること、このことの重要性につきまして、関係者に通知をもって指導を行ったところでございます。
こうした報告にも基づき、引き続き、教師の専門性の向上を図り、障害のある子供への教育の充実に努めてまいりたいと考えております。