荒井優の発言 (文部科学委員会)

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○荒井委員 ありがとうございます。
 ウクライナ大使館が翻訳の機械も提供しているということでしたので、是非そういったものが広く流布されるといいなと思っております。
 皆さんのお手元にも、資料一で、VoiceTraという、これは、NICT、総務省の外郭団体が開発したアプリケーション、携帯電話のアプリになりますが、そちらの資料をお配りしております。
 二ページ目を見ていただきますと、三十一言語の翻訳ができる。これはかなり精巧なものでして、この中にロシア語も入っています。残念ながら、ウクライナ語はコーパスというあれがまだ入っていないみたいですけれども、こういったところにも是非使われるといいんじゃないかというふうに思っています。
 ちなみに、二〇一八年に胆振東部沖地震という、北海道で大きな地震がありまして、そのときに電気が止まって、ブラックアウトが北海道、札幌市内でも起こりました。その際に、実は、僕は当時、高校の校長でしたので、学校はすぐに休校にしましたが、翌日からボランティアの活動に、動ける先生や生徒といたしましたが、そのときには、当時、まだコロナではありませんでしたので、外国人の旅行者がたくさん札幌にいらしていたんですが、そういった外国人の旅行者向けの対応というのがなかなかすぐできていなかったという状態があります。
 ですので、旅行者の人たちがどこに避難したらいいのか、どういうふうにしたらいいのか非常に分からなくて悩まれているというところに、英語のできる先生たちや生徒たちとちょっと行って、何か声かけをしたんですが、そのときに気づいたのが、皆さん、旅行者が英語ができるわけではなかったわけですね、中国の方やインドネシアの方等、フランスの方とか。そうなったときに、実は、こういったアプリを携帯電話にインストールして、少しでも何かお役に立てませんかというやり取りをいたしました。
 実は、それ以来、学校の授業等でも、もちろん英語の文法や英語のコミュニケーションをするのは大切なものの、知らない人たちとこういった携帯電話のアプリを通じて、道行く人に札幌のことを伺ったりお話をするという機会も非常に重要な教育活動なんじゃないかと思って、そういったことも外国語の授業、英語の授業等でやってまいりましたので。
 今日は文科委員会ですので少し教育的なお話もさせていただきますが、是非今後も、こういった外国から避難されてくる方々をサポートするときに、こういうアプリケーションを、国が開発しているものですので、是非活用しながらも進めていただきたいというふうに思っておりますし、是非NICTにはウクライナ語も早く入れていただけるといいのかな、そういうふうに思っております。ありがとうございます。
 続きまして、本法案についてお尋ねしたいというふうに思います。
 先日の参考人の質疑でも多々ありました、特に佐久間先生がおっしゃられていた、今回のこの法案に関しては、更新制の廃止だけでいいんじゃないか、そもそも研修というものを日本の教育機関では十分にやっているので、研修はそもそも要らないんじゃないかということをおっしゃられていたというふうに認識しております。全くそのとおりだというふうに僕も聞きながら感じておりました。
 そもそも、佐久間先生がまさに象徴的なことをおっしゃられていたと思うんですが、今、日本の教育政策に足りないのは、多くの心ある教員を励ます政策であり、つまり、教員の身分や待遇を改善するための具体的な政策じゃないか、そういうことをおっしゃっていらっしゃいましたけれども、非常に共感するところが多かったです。
 そういう中で、研修というのが本当に更にプラスアルファで要るのかどうかということを改めて伺いたいというふうに思います。もちろん、再三この委員会でも質問が多くされてきたことではありますが、改めて。
 そして、この研修というものを、もうここまで書かれていますので、どこまで認めていくのかというところの中で、大事なのは現場の経験というものになると思いますが、実は、学校現場ではたくさんの研修が行われています。校内研修とか自主研修。また、加えて、組合の研修というのも行われています。
 例えば、こういった組合の研修みたいなもの、若しくは自主研修みたいなものを一体今回の研修として認めるつもりがあるのかどうかというところをお伺いしたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 荒井優

speaker_id: 5203

日付: 2022-04-08

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会