鎌田さゆりの発言 (法務委員会)
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○鎌田委員 分かりました。これ以上伺いません。
大阪高裁判決では、法律で定められている一時金の額を超える慰謝料が認められています。強制不妊手術を受けた方の名簿は、確認されている限り二万五千人に及びます。現在の請求件数は累計で一千百三十八件、認定された方は九百六十六件とのことですが、私は、今すべきことは争うことではなく、もう高齢になって、そして障害があること、優生手術を受けたこと自体を隠して生きてこざるを得なかった被害者に対して誠実に正面から向き合って、寄り添って、そして救済をしていくことが私は今するべきことだということをここで申し上げておきたいと思います。
次に移ります。ロシアによるウクライナへの武力侵攻が続いていることについて少し伺います。
負傷した避難者を救助した一般市民の女性が銃撃を受け、死んでいます。縫いぐるみを抱えて泣きながら歩く男の子、同じ地球上で起きている事実に、自分の子供が幼かった頃、それを投影してしまいます。
私は、アメリカ同時多発テロの後に、アフガニスタンに行きました。ペシャワール会の、今は亡くなりましたが、中村哲医師と会いました。そして、現地でクラスター不発弾をこの手に持ちました。不発弾の処理の現場に立ち会いました。その処理の現場に立って聞かされた言葉は、日本語で言えばですけれども、こいつは殺すことが目的じゃないんだよ、手や足を奪って障害者を生み出すことが目的なんだよ、つまりその国の国力を奪うことが目的なのさ、このクラスター弾はと聞かされました。
今、ロシア軍が、戦時国際法に抵触する、いわゆる悪魔の兵器、クラスター弾の使用が取り沙汰されています。オスロ条約にロシアが加盟していないとはいえ、許されません。
日本は、政府として、これをどこまで確認できているでしょうか。