守島正の発言 (法務委員会)

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○守島委員 日本維新の会、守島です。
 まずは、侮辱罪の法定刑引上げに関して聞きたいと思います。
 この件は、大臣の所信表明の際も質問させていただきまして、その際にも、昨日参考人として来られました木村響子さんとのやり取りを踏まえた上で、今回の法定刑引上げに関しては、僕としては反対しないと思っているんですけれども、やはり、そもそも侮辱罪自体の適用範囲というのが狭く、かつ不明瞭で、インターネット上における誹謗中傷に関しては、被害者の精神的とか金銭的な負担と釣合いとか公平性というのは、量刑を引き上げたとしても担保されないという話をさせていただきました。多くの方もそういう認識は持っていると思いますが、それを重ねて質問したいと思います。
 昨今のSNSによる社会問題が浮き彫りになる中、ネット上の誹謗中傷に関しては、刑事法においても厳罰化する方向で防止策につなげるべきという意見も世間において一定出てきていると思っています。
 だからこそ、そうした状況も踏まえて、大臣は法制審に諮問し、答申を受けて、今回の法提出につながっているのかなというふうに思っているんですけれども、しかしながら、従来の話にあるように、表現の自由への過度な侵害になってしまうおそれもあり、刑引上げに対する危惧という点にも理解を示す次第です。
 みんながインターネット上の誹謗中傷をどうにかしないといけないと思っているのに、厳罰化と表現の自由、この両面への配慮から難しいというのが今の現状かなというふうに思っています。
 議論を進めていく前に、まず、名誉毀損罪と侮辱罪の保護法益について質問します。
 前回の質疑では、侮辱罪の適用範囲に関しては、事実を摘示せずに、不特定また多数人が認識できる状態で他人に対する軽蔑の表示を行った場合に成立すると回答をもらいました。
 その上で、名誉毀損罪と侮辱罪の法益保護は何なのか、全く同じでいいのか、お答えください。

発言情報

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発言者: 守島正

speaker_id: 629

日付: 2022-04-27

院: 衆議院

会議名: 法務委員会