古川禎久の発言 (法務委員会)

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○古川国務大臣 お答えいたします。
 今回の侮辱罪の法定刑の引上げについてですけれども、これは、構成要件を変更しておりませんから、対象となる行為の範囲が何ら変わるものではございません。ですから、これまで処罰されなかったものが新たに処罰されるというようなこともありませんし、表現の自由を脅かすものでもないというふうに考えております。
 また、法定刑についても、下限を維持したままで上限を引き上げるわけですから、ですから、比較的軽微な行為であってもそれが一律重罰を科せられるというようなものでもございません。
 したがいまして、私は、私どもは、確信を持って、表現の自由というものを脅かすものではないというふうに確信を持って考えておりますけれども、しかし、この委員会におきまして、数多くの委員からそこへの影響を懸念する御指摘が提出されております。私は、この表現の自由という価値は非常に重要な価値であるというふうに考えますから、したがいまして、そのような御指摘に対しては真摯に受け止めたいというふうに考えております。
 そこで、大事なことは、国民の皆さんが不当に、そういうものに対する不安や懸念を持つことがあってはならないわけで、そのためには、きちんとした説明をするのは大事なことだというふうに思いますから、これまでの経緯の中で、侮辱罪による現行犯逮捕の可否などについて、侮辱罪成否の基準というようなことについて、先に政府統一見解としてお示しをさせていただいた、こういう経緯でございました。
 このお示しをさせていただいた内容、現行犯逮捕の可否ということですけれども、これについては、もう既に私ども、事務方から報道機関にも広報し、説明をさせていただいているところであります。
 今、委員からは、苦い経験があるということで、よもや今回もそういうことはないだろうなという御懸念の上での御質問だというふうに私受け止めさせていただいた上で、今申し上げられますのは、今回お示しした見解を変更することは考えておりませんということをはっきり申し上げたいと思います。
 そして、万が一ですよ、社会が事情変更、大きな変化があって、何らか、万が一にも変更をするということになった場合には、その場合には国民生活への影響等を踏まえて適切な形で周知をしていきたいと思います。それはもう当たり前のことです。まあ、そういうことはないと思うのですけれども。
 はっきり申し上げておきますのは、今回お示しをさせていただいた見解を変更するということは考えておりません。

発言情報

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発言者: 古川禎久

speaker_id: 19897

日付: 2022-05-18

院: 衆議院

会議名: 法務委員会