浮島智子の発言 (予算委員会)
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○浮島委員 公明党の浮島智子でございます。
本日は、質問の機会をいただき、感謝申し上げます。ありがとうございます。
まず、新型コロナ感染症でお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、罹患された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、医療機関等で御尽力いただいている方々に心から感謝を申し上げさせていただきたいと思います。
本日は、教育、そして文化芸術について質問をさせていただきます。
公明党は、教育は子供の幸福のためにあると、人間主義の教育、子供の幸福を最優先する社会、チャイルドファーストの考えに立ち、大先輩の柏原ヤス参議院議員の質問から実現した教科書の無償配付を始め、教育条件の整備に全力で取り組んできました。
昨年の通常国会では、現場からの強い御要望をいただき、全力で取り組み、四十年ぶりの法改正が行われ、昨年三月に義務標準法を改正し、まず、小学校三十五人学級が実現することとなりました。引き続き、中学校を含め、少人数学級の取組を進めていく必要があると考えております。
また、お孫さんが教員からわいせつな行為を毎日受けているという現場からのお声をいただき、学校は子供たちにとって安心、安全の場であり、絶対に許せない、わいせつ教員は二度と教壇に立たせない、そんな思いで、子供たちの尊厳を守り抜くため、教職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律、議員立法で、八十九日というスピード感を持って、全会一致で成立させることができました。
このコロナ禍において、この約二年間の子供たちの学び、そして生活を振り返りますと、これまで当たり前のように機能していた学校が急に休校になる中で、学びの場として、また福祉の場として、いかに学校が大きな役割を果たしているのかを、子供も、そして保護者も、国民の皆様も実感したと思います。
その中で、GIGAスクール構想による一人一台の情報端末の整備は子供たちにとって学びの命綱であり、学校のICT化はこれから更にしっかりと取り組まなければならない重要な施策だと思います。
そして、これからますます、デジタルの力で子供たちの格差や社会の分断を乗り越えなくてはなりません。その際、総合科学技術・イノベーション会議、CSTIの教育・人材ワーキンググループの、デジタル化は一人一人の多様な幸せ、ウェルビーイングを実現してこそ意味があると、重大な指摘をされております。
例えば、私たち大人が子供たち一人一人のよさ、そして違いを理解せずにデジタル化による教育の個別化が進めば、子供たちはAIに指示されるがままに勉強することになります。このような学びは、一人一人の多様な幸せにはつながらないと思います。
だからこそ、教師が、生徒が直面する困難さに向き合い、そこからの気づき、そして、その学ぼうとする心に灯をともし、討論や対話、協働を引き出したりすることは、バーチャルではなくて、人としての教師のかけがえのない役割として、それこそ学校の存在意義だと私は思います。
教育のデジタル化は、全ての子供たちが家庭環境や地域などの格差や分断を乗り越えて自分の学びを自分で調整するための手段で、教育はあくまでも人であるという考え方が揺らいではならないと私は思います。
そこで、まず、教育条件の整備について、総理にお伺いをさせていただきたいと思います。
子供たちの学びや生活をきめ細かく支えるために、学校のデジタル化はこれからもしっかりと進めなければなりません。しかし、デジタル化はあくまでも手段であって、教育の目的は、他の人との対話や協働の中で子供たちが社会において自立をし、持続可能な社会のつくり手となることを手助けすることだと私は思います。そのためには、子供たちの困難さにしっかりと向き合い、そして、子供たちの学ぶ心に灯をともす教師をしっかり確保することが不可欠だと思います。
教職員定数の改善は喫緊の課題です。小学校高学年の理数教育などの教科担任制の推進や中学校学級編制基準引下げなど、一層の教育条件の整備について、人への投資を重視されている総理の姿勢と今後の取組についてお伺いをさせていただきます。