小林鷹之の発言 (予算委員会)

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○小林国務大臣 お答え申し上げます。
 まず、委員から、経済成長をないがしろにすべきではない、その点については私も共有しております。
 この点について若干申し上げますと、経済社会構造が変化をし、国際情勢が流動化している中で、経済面から国民の命や暮らし、あるいは経済社会活動を守って維持していくためには、必ずしも経済合理性だけで割り切ることが適切でない面というのも当然出てきます。
 むしろ、我が国社会に内在する脆弱性をしっかりと解消することによって自律的な経済構造を確立していくことこそが、まさに経済成長の大前提になると思っておりますし、また、委員が今おっしゃった、これからどこで勝負していくのか、どこに強みを見つけるのか、これについては、各国が、AI、量子、ライフサイエンス、宇宙、様々な分野で官民が一体となってしのぎを削る中で、我が国としても、そこでしっかりと見極めて勝負をしていくことによって経済成長につなげていく、それが筋だと思っております。
 その上で、今、見極めの体制についてのお話がございました。
 特に、戦略的な物資やその原料に関するサプライチェーンですとか、あるいは経済安全保障上重要な技術の育成、流出防止、さらには基幹インフラが抱える脆弱性への対応、これは経済安全保障上の重要課題の一つであると思っておりまして、この取組を進めるに当たりましては、情報コミュニティーを含めて、政府全体が行う情報収集そして分析に基づいて、経済安全保障の観点から重要な物資、あるいは原材料、技術、産業などをしっかりと認識、把握することが必要だと思っております。
 そのための体制確保というのは重要な課題であると考えておりまして、御議論いただいております令和四年度予算案におきましては、経済安全保障に関する政策分野の人員強化といたしまして約二百五十名の定員増を計上させていただいているほかに、経済インテリジェンスに係る人員につきましても約百三十人の定員増を計上させていただいているところでございます。
 必要な予算措置や情報収集機能の強化など、引き続き経済安保の確保に努めてまいりたいと思いますし、また、政府一体となってしっかり進んでいかなければなりませんので、昨年立ち上げました閣僚級の経済安全保障推進会議を含めて、しっかりと情報を各省で共有しながら進めていきたいと思います。

発言情報

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発言者: 小林鷹之

speaker_id: 27647

日付: 2022-01-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会