北神圭朗の発言 (予算委員会)

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○北神委員 財務官僚の使命感がちょっと感じられない答弁でありましたけれども。まあ、大臣、そう言わざるを得ないというふうに思いますが、やはり平時ではないというふうに思っています。ですから、やはり、このままでいくと、誰が見ても、日本銀行とか内閣府が出している潜在的成長率でいっても、今はゼロ%近傍なんですよ。つまり、日本の自然体の経済の実力というのはもう〇・数%しかない。
 これが、このままいくと、労働力人口もさっきの少子化の問題で減り、技術革新で引き上げるとは言っていますが、私の勉強している限りでは、そんな簡単に生産性を上げることはできないというふうに思っています。ただし、研究開発は非常に重要なので、ここは徹底的にやっていただきたいと思いますけれども。
 ですから、経済成長というのは、労働の投入量、資本の投入量、技術革新、基本的にこの三つの要素で成り立っているわけですから、ただ財政規律と言うよりは、それぞれどこに力を入れたら経済成長に結びつき、その中でどのぐらいの成長が見込まれ、そういう中でどうやって財政規律を図るかという、こういう発想の転換が必要だと思います。
 私は適当に言っているんじゃないです。イギリスの大蔵大臣が予算の演説をするときに一番大事なのは何か。失業率の問題を彼は言うんですよ。赤字がどのぐらい減った、国債をどのぐらい減らした、こんなことは言いません、まあ、言いますけれども。一番重要なのは、経済をどのようにするかということをやはり英国の大蔵相も言っておりますので、是非、大臣、私の話を聞いて、役所に戻ってそういう話をしていただければというふうに思っています。
 事務次官がああいう論文を書かれたのは、あの方もよく知っていますが、熱血漢ですから。熱血漢ですけれども、あの人の問題意識は、何で政治家たちはそういう財政の規律の話をしないんだ、彼らが言わないんだったら私が言わざるを得ないという思いでやったと思います、それがいいか悪いかは別にして。
 しかし、ただ財政が厳しい、予算を削る、増税をするだけでは、結局国民が、将来の見通しが厳しい中で、そんなのは受け入れられません。受け入れられなかったら、結局、財務省が狙っているような赤字削減もできていないじゃないですか、実際。だから、戦略を変えてほしいということを申し上げて、最後の質問に移りたいというふうに思っています。(発言する者あり)もう時間がないので……

発言情報

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発言者: 北神圭朗

speaker_id: 4662

日付: 2022-01-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会