鷲尾英一郎の発言 (予算委員会)

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○鷲尾委員 自由民主党の鷲尾英一郎でございます。
 本日は、委員長始め同僚諸氏の先生方から貴重な質問の機会をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。
 私も質問に立つのは五年ぶりでございまして、ちょっと久しぶりなものですから、時間配分等、もしかしたらうまくいかないかもしれませんが、そこはちょっと御容赦をいただきたいと思います。
 まず、早速質問したいと思いますけれども、佐渡の金山について質問していきたいというふうに思うわけであります。
 今週の月曜日に、高市政調会長と岸田総理、林外務大臣の議論をお聞きをしておりまして、また、その後の報道等もございまして、地元新潟県の選出の議員としては若干ほっとしたところもあるわけであります。
 というのは、昨年の十二月の二十八日に、文化庁の審議会から、顕著な普遍的価値が認め得るという形で答申がなされた際に、通常であれば国内推薦決定という形になるんですけれども、総合的検討ということが付された。その後、韓国側からもいわれのない批判があって、これはどういうことなんだろう、政府としてどういうスタンスでこの佐渡の金山についてユネスコの世界遺産登録を目指すのか、こう不安を持って見ておりましたけれども、総理から、しっかりと、佐渡の金山の文化遺産としての価値に鑑みて是非登録を実現したいと考えている、こういうふうにおっしゃっていただきましたし、ついに昨日は、今年と来年以降のどちらが登録の実現可能性が高いかといった観点で考えなければいけないと、かなり踏み込まれた発言をされていると思っております。もちろん、韓国側の主張に対しては、いわれなき中傷には毅然と対応するでありますとか、国際広報を含めて歴史問題にしっかりと取り組むというふうにおっしゃっていただいております。
 林外務大臣も、韓国側の独自の主張は全く受け入れられないというふうにおっしゃっておられますし、韓国への外交的配慮を行うことは全くない、こうおっしゃっていただいているわけですね。
 でありますから、これは心強い限りだというふうに思っておりますし、ここまでのやり取りがあるのであれば、もう国内推薦は間違いないんじゃないかなと、この発言のいきさつを考えるとそう思うわけでありますけれども、今日現在、現時点で、いまだ、世界遺産登録実現に向けて何が最も効果的か総合的に検討しているとお述べになった状況のまま、決定に至っていないということでございます。
 もちろん、今申し上げたとおり、二月一日が申請の期限でありますから、もう期限が迫っておりますので是非とも決定をしていただきたいわけでありますけれども、先ほど申し上げました、林大臣がおっしゃった、総合的に検討するという、その総合的に検討する中身、これにつきまして、先般のやり取りを聞いていて、具体的に挙げられているものは何なのかといいますと、他国から疑義が呈される場合に、佐渡の金山に関わる歴史や事実関係について証拠を挙げて反論を行うために十分な準備が整っているか検討している、こう大臣は御答弁されているんですね。この間のやり取りを聞くと、今言った内容と、あと、韓国への外交的な配慮は行わないという二点が、少なくとも世間に明らかになっている総合的検討の中身であると私は認識をしております。
 先般の質疑では、林大臣は、その後、ユネスコ改革を我が国が主導したことを取り上げられまして、世界の記憶につきまして、関係国間で見解の相違がある案件につきましては関係国間の対話で解決するまでは登録を進めないこととするための異議申立て制度を導入するなどしてきたと、我が国の努力を答弁されているわけです。
 そうしますと、聞いている側からすると、何だか一見、世界の記憶とそれから世界文化遺産のルールが何となく何か一緒なんじゃないかなという、印象論としてそう受け止めます、受け止めちゃいました。ただ、これは実際は違うということでいいですよね。大臣、そこをお願いします。

発言情報

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発言者: 鷲尾英一郎

speaker_id: 26602

日付: 2022-01-28

院: 衆議院

会議名: 予算委員会