葉梨康弘の発言 (予算委員会)
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○葉梨委員 株主資本主義の脱却、これに近いものが法文の形で、そして税制の優遇を受ける条件になるというのは画期的なことなんです。ただ、なかなかこのことに国民もまだ気がついていないところがあります。
一月二十二日から二十三日まで実施された共同通信の世論調査。岸田総理は賃上げを経済界に要請している、あなたは今年、賃金が全体として上がることに期待できるか期待できないか。期待できる一八・九%、期待できない七七・八%。
しかも、新型コロナウイルスって、大変頭がいいんですよね。一昨年の春闘直前にダイヤモンド・プリンセスがありました。さらには、オリパラの延期がありました。去年の春闘直前には第三波、東京で一千人超え、緊急事態宣言。そして、今年の春闘直前にもオミクロン株の急拡大。
ただ、今まで二年間の経験に基づけば、これによって賃上げの機運というのが腰折れすることがあってはならないんです。この二年間、私たちは新型コロナウイルスにだまされてきた。今年だまされては、新しい資本主義は何だということになってしまう。
そこで、官製春闘と言われて久しいんですが、令和二年、三年と、コロナによる企業利益のマイナス影響、国も、企業も、勤労者も過大に見ていました。苦しんでいる方に手を差し伸べることは、しっかりやる。しかし、利益を上げている法人には賃上げに協力していただいて、賃上げの推進力となっていただかなければなりません。税による再分配も一つのツールです。でも、本来は、企業によって自主的にしっかりと分配をしていく、勤労者に対して。これが極めて大切です。
今年こそ、このような統計分析などを用いて企業に対する働きかけ、国民への発信、しっかりと行って、法人税収と平均給与のグラフのこのワニの口を示す状況を打破していかなければなりません。
総理から、御決意をお願いいたします。