越智隆雄の発言 (予算委員会)

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○越智委員 ありがとうございます。
 まさにこの成長と分配の好循環をつくる、ある意味ではチャンスだというふうに私は思っております。
 このデフレ脱却というのは、長年唱えてまいりましたのでずっと慣れ親しんだ言葉でありますが、本当にこれは大切なことだというふうに思っていて、私はこう考えているんです。
 デフレのときというのは、価格が変わらなかったり価格が下がっていきます。ですから、人々は、消費をするとか投資をする、こういう決断を自然と後ろ倒しにする、価格が安くなるのを待つということで、これでは経済が伸びないと思うんです。こういったデフレがずっと続いている国というのは、主要国の中ではなかなかありません。是非とも、この根本的な日本経済の体質改善の問題、長年の悲願を成就する好機としたいというふうに考えております。
 先ほど総理からも、賃上げが重要だというお話がございました。物価だけ上がって賃金が上がらなければ生活はその分苦しくなる、これは当然であります。賃上げについては、いよいよ来月、春闘を迎えます。ですから、この今が、二月、三月が極めて重要な局面だというふうに思っております。
 この点については山際大臣にお伺いしていきたいと思うんですけれども、企業は、生産性を向上させて業績が上向く、その中で賃上げを実行できるということになっていくんだと思います。ドライに言えば、企業経営者の立場で考えれば、賃上げは固定費の固定化になりますので、大きな決断となるわけです。ただ、この場面で賃上げを本当に実現できて、物価上昇と賃上げが両輪となって適度に進んでいけば、先ほど総理も経済実態に合わせた物価上昇とおっしゃっていましたけれども、デフレ脱却が実現をして、成長と分配の好循環が回り始める、経済全体として本当によくなっていくんだというふうに思います。これは、もしかしたら一つの、岸田総理がおっしゃる新しい資本主義の実現の在り方なのかもしれないと思います。
 質問になります。
 岸田政権では、賃上げ税制、公的価格の見直しなどに取り組んで、また、賃上げ三%という期待を表明してこられました。私は、成長戦略をもっと明確に打ち出して、この国の、また、それぞれの企業の成長期待をつくっていくことも極めて大切だというふうに思っていますが、政府として、この賃上げを確実に実現していくためにはどのような取組を行っているのか、あるいは行っていくのか、お伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 越智隆雄

speaker_id: 18983

日付: 2022-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会