越智隆雄の発言 (予算委員会)

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○越智委員 ありがとうございました。
 このデジタル田園都市国家構想、もう少し深掘りをしてみたいと思うんですけれども、コロナ禍において、新しい人の流れが生まれてきているというふうに私は感じています。リモートが可能になったことで、また密を避けようということで、地方に住むことを求めて人々が行動に移しているというふうに私は感じています。
 子育て世代、三十代から四十代で、ある新聞社の分析によると、去年、東京では人口流出、転出超過です。そしてまた、三十一の道と県では転入超過、人口流入です。私は地元が東京でありますけれども、東京の人が自ら望んで地方に住もうとする、こういう動きが着実に今生まれてきていると私は感じています。
 二〇一四年、地方創生の政策がスタートいたしました。これは、元々、人口急減、克服をしようという中から、地方創生というネーミングで政策が展開されていったというふうに理解しています。出生率が高い地方に住んでいただけるように、まち・ひと・しごと、仕事をつくれば人が集まる、人が集まれば町ができるという政策を進めてきたわけでありますけれども、一方で、現実は厳しくて、東京一極集中是正は実現しませんでした。また、出生率、少子化対策についても、実は成果は生まれなくて、この国の出生率は、二〇一五年の一・四五でピークアウト、それから下がり続けて、今直近では一・三四です。このままいくと、この国の人口は、二〇五〇年に一億人程度、二一〇〇年には五千万人程度まで減ってしまうというのが国の推計であります。
 こうした中で、先ほど申し上げたように、今、人々が自ら、特に若い人たちが動き始めた。これは、地域の活性化にもなるし、場合によっては少子化対策にもなるんじゃないかという絶好の機会だというふうに思っています。この都市から地方へ動こうとする方々が望むことが実現するように、これをしっかり支えていくことが重要な政策になってくるんだというふうに思います。
 加えて、リモートワーク可能なデジタル人材を始めとした方々が地方への人流となっていく、このことによって、地方の人材不足の解消につながるなど、情報格差に加えて人材格差の解消にもつながる、このデジタル田園都市国家構想というのはこういった構想となるんじゃないかと私は期待をしています。
 この構想の中で、積極的に人流づくりを進めることで人材格差の解消を進めるべきというふうに考えておりますけれども、総理のお考えを伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 越智隆雄

speaker_id: 18983

日付: 2022-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会