岸田文雄の発言 (予算委員会)
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○岸田内閣総理大臣 まず、人への分配は、コストではなく、未来への投資だということを申し上げております。賃上げや人への投資は、成長と分配の好循環による持続可能な経済を実現する要であると考え、全力で取り組んでいきたいと思います。
そして、その中で、第一に、いわゆる所得の向上につながる賃上げ、これに取り組んでいかなければいけないということで、成長の果実を国民の皆さんに分配することで、消費を拡大し、次の成長につなげていく。このために、公的価格の引上げ、賃上げ税制、価格転嫁への環境整備など、あらゆる政策を総動員して、賃上げをしようとする雰囲気を醸成していきたいと思います。
第二に、人への投資の抜本的強化ですが、物から事へと進む時代にあって、付加価値の源泉は人的資本であるということで、三年間で四千億規模の施策パッケージを用意し、成長分野への労働移動の円滑化、そして人材育成を強力に推進してまいります。
そして第三に、未来を担う世代の中間層の維持、これに取り組んでいかなければならないと考えます。子育て、若者世代に焦点を当てて、世帯所得の引上げに取り組んでまいります。このために、全世代型社会保障構築会議で、男女が希望どおり働ける社会づくり、若者世代の負担増の抑制、そして勤労者皆保険制度など、持続的な社会保障制度の構築に向けて、議論を進めていきたいと考えます。