江藤拓の発言 (予算委員会)
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○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。
この度は、質問の時間をいただきまして、委員長それから理事の皆様、大変ありがとうございます。
まずは冒頭に、ロシアのウクライナ侵略に対して強く抗議をいたします。一日も早く停戦を実現し、国際秩序がゆがめられることがないよう、総理、毅然とした態度で対応をよろしくお願いいたします。
この事態を受けて、国民の安全保障に対する関心は今までになく高まっております。
そして、私が今日議論させていただきたいのは、食料の安全保障についてであります。
日本の食料自給率、三七%。これじゃまずいだろうということは政治も分かっておりましたし、国民の皆様方も感じておられました。しかし、その危惧、これがいよいよ現実のものとなって、生産現場を直撃し、家計を直撃しています。
食品メーカーは、六月一日以降、次々と値上げ。今後二か月間に三千品目を超えて値上げが予定されています。年内には累計一万品目値上げされるのではないかと報道されています。
そして、今農業の生産現場で最も危惧されていること、それは、肥料価格の高騰であります。
化学肥料の原料は、リンにしてもカリにしても、全量輸入に頼っております。春に行う施肥、春肥については、全農そして全国の農協が大変努力をしていただいて、値上げを抑えてくれました。しかし、この秋は大変厳しいです。昨日、秋肥について全農から発表がありました。尿素は九四%、カリは八〇%、信じられない、経験したことのない値上げであります。
これでは、秋の施肥を諦めてしまう農家、これが出るかもしれません。大変危惧しています。施肥をしないということは、営農を断念するということですよ。農業を諦める、耕作をもうしないという事態が起こるかもしれません。緊急的な対策が私は必要だと思います。
そして、国内の堆肥、これはあるわけですから、これをペレット化して、広域で流通するような、そういう体制も急いで整える必要があると私は思っております。
このことは、党内でしっかり議論をして、政策提言としてまとめさせていただきます。大臣、その節はどうぞよろしくお願いいたします。
日本の農業は、輸入なくしては成り立たない。これは農業だけじゃありませんけれども、そういう産業構造になってしまっています。ですから、総理、総理が提唱されています新しい資本主義において、食料安全保障、これを国の大きな政策の柱として立てる必要があると私は考えますが、総理のお考えをお伺いします。