岸田文雄の発言 (予算委員会)
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○岸田内閣総理大臣 貸与型奨学金を利用し返済中の者のうち、約三分の二が年収四百万円以下であり、結婚後も夫婦共に返還を続け、出産等のライフイベントにより奨学金の返還の支払いが一時的に難しくなる、こうした場合があるということ、これは十分承知をしています。
こうした観点から、教育未来創造会議においては、無利子、有利子にかかわらず、貸与型の奨学金の返済に当たって、既に卒業して返還中の者も含めて、返還者が自らの判断で卒業後の所得に応じた返還額により返済できるようにする出世払いの仕組みを創設する、こうした提言が行われた次第であります。
この仕組みは、結婚や出産などのライフイベントに応じて柔軟に返還できる環境を整えるものであり、これはまず着実に実施したいと思います。
そして、仕組みの詳細については今詰めているところでありますが、委員の今の御指摘等もしっかり受け止めながら、現行の貸与型奨学金の減額返還制度について、返還者の年収分布などを踏まえ、現行の年収要件、御指摘の三百二十五万円ですが、これを緩和するとともに、減額幅の在り方、これについても考えてまいりたいと思います。