小林鷹之の発言 (予算委員会第一分科会)
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○小林国務大臣 ありがとうございます。
石井先生とは私も議論をさせていただいたことがございます。
今回、アメリカの動きを見ていて、正直、アメリカの中では以前から安全保障としてこの問題を位置づけた上で、何が違いだったかというと、やはり平時からどれだけ有事を意識して準備をしていたかということだと思います。
したがって、日本としてもそれをやっていかなきゃいけないと思っておりますが、具体的に申し上げれば、ワクチン、治療薬を、委員先ほどから主張されているとおりだと思います、国内で開発して生産できる体制を確立しておくということは、国民生活に不可欠な物資を危機時に短期間に必要とする全ての国民に供給しなければならない事態におきまして、極めて重要である。そういう意味で、経済安全保障上重要だと申しております。
今回の令和三年度補正予算におきまして、平時から、ワクチンの開発、生産体制の強化のための予算、治療薬開発のための予算の確保を行いまして、開発、生産に向けた政府一丸となった取組を進めているところです。
具体的には、もう時間があると思いますのでちょっと短くさせていただきますけれども、先ほど申し上げた、産学官の実用化研究の集中的な支援ですとか、世界トップレベルの研究開発拠点の形成などに取り組みまして、そこはしっかりと進めていきたいと思います。
重要なのは、平時から有事に備えた継続的な取組をどれだけ進めることができるのかということであって、パンデミックの際に、でき得る限り我が国自身の意思と能力によって国民の命を守るということでございます。
現行の国家安保戦略につきましても、感染症という言葉に触れられておりますけれども、私は、やはり今回、多くの国民が、医療のある意味安全保障というのは、まさに国家の安全保障そのものだという認識がかなり共有されたというふうに私は感じておりまして、委員のその問題意識を共有させていただきながら、国民の命をいついかなるときであってもしっかりと守っていく、その体制を確立するという意味での安全保障という視点をしっかりと持って、この政策に取り組んでいきたいと考えます。