勝目康の発言 (予算委員会第四分科会)

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○勝目分科員 どうもありがとうございます。
 文化財の保存、修復の担い手、この減少というのは本当に長い長い時間をかけて進んできてしまっているものであります。なかなか一朝一夕に、その担い手が一気に増えるというのも難しいことではないかなと思いますけれども、やはり地道に、若い人たちから、こういう文化財の保存、修復に魅力を感じていただいて、この世界に入っていただく、そういうしっかりした仕掛けといいますか、そういうのが必要になってくると思います。
 計画的にこの取組をお進めいただく、そしてまた、その方針を末松大臣の下で匠プロジェクトという形でおまとめいただいた、このことはこれまでに例のなかったことではないかなというふうに思いますので、大変評価をするところでありますし、地元京都に文化財修理センター、これの設置に向けて検討していただけるということでもあります。
 日本らしさというものが詰まっている有形文化財がなくなってしまうことのないように、あるいは、せっかく保存、修復しようにも技術者がいない、技術者が仮にいたとしても、それを作るもととなる原材料がない、こういう状況になってしまっては、日本らしさって一体何なのかな、こういうことになってしまうわけであります。極めて重要なプロジェクトだというふうに思いますので、しっかり計画的にお進めいただき、予算の方も事業規模の方も確保をしていただきたい、このように思います。どうぞよろしくお願いをいたします。
 さて、これまで、コロナ禍への対応、そして食文化、有形文化財の保存、修復の担い手につきまして質問をしてまいりました。文化の担い手を支え、持続性を確保していくという、いわば守りの文化政策と、それから、文化を基軸として、まちづくり、社会経済の発展につなげていくという攻めの文化政策と、両面で強化をしていく必要があるんだろう、このように考えるところであります。
 文化庁の京都移転をこうした文化政策の強化にしっかりつなげていくということが重要であります。私は常々、京都の選出の議員でありますけれども、京都のためだけの文化庁移転であっては、これは絶対にいけないんだ、全国各地から、文化庁が京都に移転してよかった、こう言っていただけるような文化庁を目指すべきだ、このように申し上げてきております。
 現場の状況等によりまして、当初予定していた移転スケジュールからは若干の遅れも見込まれるようでありますけれども、まずは早期にかつ円滑に移転を完了することが極めて重要でございます。その上で、諸外国と比べ少ないとされます文化予算を大幅に増やすであるとか、それから、先ほど申し上げました、生活文化の保存や活用振興への支援を抜本的に強化をして、全国各地の地域の誇りの再生につなげていくといったように、京都への移転を契機に文化庁が果たす機能、役割は強化していっていただきたいな、このように考えるところであります。
 文化庁の円滑な移転と機能の強化に向けた大臣の御決意を伺いたいと思います。あわせて、末松大臣には是非現地を御訪問いただきたいなというふうに思いますので、併せて御答弁賜れればと存じます。よろしくお願いをいたします。

発言情報

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発言者: 勝目康

speaker_id: 6961

日付: 2022-02-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第四分科会