空本誠喜の発言 (予算委員会第七分科会)
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○空本分科員 心強い御発言、ありがとうございます。
まさに、これは実用化段階にもう来ています。もうすぐにでも、石炭ガス化火力発電の方はすぐいきます。また、CO2を分離、回収することもできております。そういった意味で、政府の方で全国展開も含めて進めていただきたいと思います。
続きまして、半導体の方に移らせていただきます。
二枚目の配付しております資料でございます。上段でありますけれども、熊本の新工場についてちょっとお聞きしたいと思います。
熊本に新工場を建てる、これは、今不足する半導体をしっかり供給するという点では、私は本当に大切だと思っています。しかしながら、ここに造る半導体の工場が一世代、二世代もちょっと古いんじゃないかな、線幅二十ナノメーターという半導体工場で。今年、台湾では二ナノメーターの半導体工場を造ろうという計画があるというふうに聞いております。
一ナノメートルって、皆さん、技術系の方は分かっていらっしゃると思うんですが、すごく慣れない単位でありますけれども、例えば、ちょっとここで、失礼ながら、一ナノメートルというのが十のマイナス九乗、一メートルの千分の一を三回繰り返す。一メーターの千分の一が一ミリメートル、一ミリメートルの千分の一が一マイクロメートル、一マイクロメートルの千分の一が一ナノメートルです。実際のところを言うと、原子間の距離というのが大体〇・数ナノメートルで、ほぼ数ナノメートルの線幅、これが、技術的には、物理的にはぎりぎりのところなんですね。
ですので、線幅のVLSI競争というんですけれども、こういった競争をするのはもう限界に来ているんですが、しかしながら、今回熊本に造るものは、一世代、二世代前の工場となっています。まあ、今要るんですが、次に、じゃ、政府は、この熊本そして全国の半導体工場を、半導体の開発企業をどう支えていこうとするのか、そこを是非ともまずお聞きしたいんです。
その点で、もう一度、資料の下の方に書いておるんですが、もう一点気になるのが、半導体を作る人材であります。半導体を開発する、そして半導体の人材を育成するその指導者、今、海外に流出している、これは皆さん御存じのとおりと思います。なぜか。やはり、一人当たり年間の収入が五千万とか六千万とか、ヘッドハンティングされていまして、日本から本当に半導体の最先端を開発しようとする方々がいなくなっている。すごくこれは大変、海外からそういう方々を戻してくるというのは厳しい状況です。けれども、これから日本がまた半導体立国にもう一度立ち直るためには、ここを何とか乗り切らなきゃいけない。
そこで、手短にお聞きしたいんですけれども、熊本に造る半導体工場、新設されます、この工場について、次にどういう支援をされるのか。今年ではありません、来年、再来年、五年、十年、どういう支援をされていこうとされているのか。また、今後どういう戦略で半導体を盛り上げていこうとするのか、その展開、まず教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。