空本誠喜の発言 (予算委員会第七分科会)

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○空本分科員 大臣、ありがとうございます。明快なお答えで、本当に力強いと思います。
 ただし、実は経済産業省の皆さんは優秀な方ばかりです、それは分かっていますが、約十年前、同じような質問をこの第七分科会でやりました。残念ながら、そのとき本当に半導体産業を盛り上げていれば変わっていた。
 示しております資料の三番、四番。大変僭越ではありますが、私がちょうど十年前に経済産業省の当時の情報通信機器課長の吉本さんに提案させていただきました。また、元通産事務次官の児玉さんにも何とかこういうのも盛り上げてもらえないかと。プラス、東芝側としては、当時日商会頭の岡村さん、そして東芝の半導体のトップの室町さん、そのときは副社長でした、そういった方々に、東芝ならば、その当時、実は半導体、フラッシュメモリーですごく勢いがありましたので、何とか盛り上げる、守り立てることはできるんじゃないかなという構想を持って、見ていただいて、総合メモリーメーカーをつくる、そしてファウンドリーを造る、そして、それとファブレス・ファウンドリー、こういったものを一体的に日本で構築していくならば、日米同盟を含めながら、しっかり半導体産業を日本や米国と一緒に盛り上げることができるであろう。
 その中には、中流や下流のエンジニアの方々をしっかり支えながら、そういった方を半導体のメーカーに、設計者も含めて一緒に技術移転するなり、また派遣するなり、いろいろな手があったんですよ。
 しかしながら、約十年前、二〇一二年ですが、経済産業省の方々は、聞いてはいただいたと思うんですけれども、残念です、全く動かなかった。
 私はこの分科会で次のような発言をさせてもらっています。「半導体は、今後も国際的に大量需要が見込まれるスマートフォンなど情報通信機器などにはなくてはならない極めて高い品質の技術製品であって、我が国にとって大変重要な戦略的な製品でもあります。」と、私はここで大臣に質問しています。意見させていただきました。そのときに、大臣からは、「世界の自動車やエレクトロニクス製品の生産に不可欠な国際的なサプライチェーン確保の観点からも、重要な産業であると考えております。」と発言されて、頑張るという意思を示してはいただきましたが、それ以降、全く動いていない。
 ちょうどそのとき、私の選挙区の中にエルピーダメモリ、私の事務所から車で走って五分、十分のところに巨大なDRAMの半導体工場、今、エルピーダメモリが倒産しまして、そして、米国のマイクロンという会社が本社を置いて、今、開発、生産をしていただいています。何とかDRAMとフラッシュメモリーは日本にあります。ただし、韓国勢とか台湾勢とかに負けています。
 そういった意味で、メモリー、そして、プラス半導体。昨日、自民党の山本議員からパワー半導体の話もありました。そういった半導体全体を見て、いろいろな半導体があります、いろいろな半導体をどうやってこれからこの国で作り、開発し、支えていくのか。金も要ります。人も要ります。そして開発拠点も必要になります。今、経済産業省、産総研、いろいろ立派なところはありますが、まだまだこれからかなと。そういった意味で、是非御支援をいただきたいと思っております。
 先ほど、実際これから、数ナノオーダーの線幅のものが作られる、日本でも開発していくということをおっしゃっていただいた。それはすごく心強いです。
 次に、じゃ、数ナノの後は何なのか。先ほど言いましたけれども、原子と原子の距離というのがありまして、これが大体〇・一数ナノメートル、十のマイナス十乗、オングストローム単位、技術系の方もいらっしゃるのでもちろん分かっていらっしゃる、そのオーダーになりますと、もうトンネル効果があって、簡単に電子的にやり取りはできない。
 となると、今度は光です。私自身、大学の時代、学生時代に光関係、放射線をやっていたんですが、原子力をやっていたんですが、放射線、光というのは波です。波である一方、量子的に、今度は玉、光子でもあります。私も、フォトンカウンティングといいますが、一個一個、光をカウントしていた。そういった光電子増倍管とかフォトダイオードとか、そういったものを使ったり、光ファイバーを使ったり、レーザーダイオードを使ったり、いろいろなことをやってきました。
 次なるものは、やはり光なんですね。この戦略をしっかり次の世代の半導体戦略に取り込んでいただきたい。
 これは質問の通告はしていないんですが、これは是非一度お聞きしたいので、大臣の方から一言だけお願いします。

発言情報

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発言者: 空本誠喜

speaker_id: 23054

日付: 2022-02-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第七分科会