上田清司の発言 (外交防衛委員会)
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○上田清司君 国民民主党・新緑風会の上田清司です。
ロシアのウクライナ侵攻によって、一方的な攻撃を避けるために抑止力を高めなければならないという論理がヨーロッパを中心に世界中に広がっているところであります。もとより、力の論理にも限界があることもこの間の国際世論の高まりや国際的な支援の中でも明らかになってきているわけでありますが、間違いなく、もう抑止力を高めなければならないという大きな流れがあると思っています。日本憲法の前文に、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、我らの安全と生存を保持しようと決意したという有名な前文があるわけですが、なかなかこういうわけにはいかないだろうというのが今日の状況ではないかと。そこで、改めて、日本の独立と平和を守るために適切な抑止力を整備しなければならないと。
ただ、こういう危機の時代に、時として冷静さに欠け軍事バブルに陥ってしまうという問題もあるのではないかと思っております。大事なことは、外交、防衛の大枠をしっかり築いて、そして制服組の皆さんたちがしっかり働けるような環境づくりをしていかなければなりません。自衛隊の能力を点検し、速やかな行動が取れるようにする、そういう意味では、この防衛上の曖昧な定義、そういうものをしっかりしておかないと制服組にとってはマイナスではないかというふうに思っております。
そのマイナスにならないようにするには、国会の論戦を通じて曖昧な定義をクリアにしておく。特に、私気になりましたところでは、武力行使の新三要件のうち、密接な関係にある国、この密接な関係にある国というのはどういう国を指すのか、きちっと明らかにしていただきたいと思います。