上田清司の発言 (外交防衛委員会)
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○上田清司君 極めて尊敬する林大臣でありますが、ちょっと違うと思います。各歴代の総理大臣はそれぞれロシアの指導者と会って、この二〇〇九年から二〇一八年の間にもエポックが幾つもありました。それぞれ宣言が出されたり貴重な会談があり、この両国間に未解決な帰属問題があるとか、それぞれのアナウンスがなされてきました、声明が。したがって、そういうことを踏まえれば、この二〇〇九年から二〇一八年まで全く同じ表現であるわけないわけです、今の大臣の答弁だと。その時々で変わっていいんですけど、変わっていないじゃないですか。原則を貫いてずっと表現しているんです。
じゃ、なぜ、二〇二〇年にこのような表現になるような何かエポックがあったんですか。何かそういう事象があったんですか。総合的に考えるにしても、何かポイントがないとこういう表現にはならないです。なぜそうなったのか、それを聞きたいんです。
今回変わったのは、まさに岸田内閣総理大臣がきちっとこれまでの曖昧戦略を清算したからこのような表現になったと私は理解しておりますけれども、少なくとも二〇二〇年と二一年のこの表現は極めて曖昧な表現で、ロシアの機嫌取りをしたとしか思えないと私は思っておりますが、外務大臣、改めて、何が総合的な判断、そしてその総合的な判断のポイントになったものは何なのかということをお伺いしたいと思います。苦しい立場だと思いますが。