山口壯の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(山口壯君) 国際社会というのがまだ組織化十分じゃないんだと思うんです。そういう意味で、世界を全体を結ぶ議会もありませんし、世界を全部統治する警察的な機構もありません。そういう中で、一つ一つ積み重ねていって国際社会というのは組織化に向かってきているということは、長い目で見ればそのとおりだと思うんです。
国際法というのも、どこか議会があってそこで決めるとか、そういうことはありませんから、そういう意味で、蓄積された慣習法あるいはその条約、その寄せ集めがもう国際法と。だから、そういう意味で国連憲章というのが一番その代表的な国際法だとは思います。まあロシアは今回、その二条四項の武力行使の禁止というのを目いっぱい破っていますから、もうそういう意味では正直国際社会の組織化に対しては一歩後退かもしれませんけど、我々はそういうことを積み重ねていかなきゃいかぬと思います。
このアジア・ゼロエミッション共同体ということについても、今御指摘のとおり、まだ必ずしも拍手喝采というところまでは来ていないかもしれません。他方、このアジアでもこのゼロエミッションを目指すという動きは、これ着実に拡大しています。先般、都市間連携のこのフォーラムにおいて、ベトナムにおいて、ベトナムですね、ベトナムのダナンと、そういうところもこのゼロエミッションの宣言をしたり、そういうことが広がっているものですから、もうその積み重ねであろうと思います。
日本としては、このCOP26を機としてアジア各国において続々とカーボンニュートラル目標を掲げられていると、そういう、実現に向けて日本への大きな期待も示されているという背景はあると思います。
昨年十月には、ASEANプラス3の環境大臣会合において、ASEANに対する日本政府の協力プログラムである日ASEAN気候変動アクション・アジェンダ二・〇を私から提案した際にも、ASEAN各国から多くの歓迎が示された次第です。
そして、総理のアジア・ゼロエミッション共同体については、今後、このJCMのパートナーの国とか、そういうカーボンニュートラルを共に目指す同士として、いろんな各国と具体的な取組を議論していく中で共同体という感覚を醸成していきたいというふうに思っています。