阿達雅志の発言 (経済産業委員会)

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○阿達雅志君 大臣、ありがとうございます。
 この問題というのは本当に難しい問題で、しかも従来想定していなかったことが今起きているんだと思うんです。先ほどちょっと申し上げたように、燃料価格の上がり方が余りにも急激に、そして異常なレベルになっているという中で想定が変わってきている。
 一方で、やはりこの国民生活ということを考えると、この電力・ガス料金を公共料金ということである程度抑えたい、あるいは抑えるべきであるというのは一つの考えでしっかりあると思うんです。その一方で、やはりそういうことを民間に事業として任している、そういう中で、その民間企業の経営という問題もある。このバランスをどういうふうに取っていくかということだと思うんです。
 ですから、なかなかこの自主的な約款とはいっても、じゃ、これ、約款をやめてどうぞ自由にどんどん上げてくださいと言えるかどうかという難しい問題もあると思いますし、ですが、その一方で、その事業者の経営というのもしっかりと見ていかないと、こういう電力、ガスの供給という公益性のある事業自体が成り立たなくなるということもしっかり見ていただいて、そしてそのバランスの中で本当にどういう形で支援をしていくのがいいのかを注視していただきたいと。
 特に、ここから燃料価格の高騰のスピード、そしてレベルが更に上がってきた場合にはやはり待ったなしの対応になると思いますので、事前にしっかりこれについては御検討をしておいていただきたいというふうに思います。
 ちょっと問題、質問の順番を変えさせていただきますが、最近、その電力会社のいろんな投資の様子を見ていると、これ第六次エネルギー基本計画で、大きな考え方としては原発の再稼働、稼働継続を前提にして、脱炭素のトランジションというのを想定しているというふうに読めるわけですけれども、そういう中で、逆にこれ原発の再稼働、稼働継続を前提にしているがゆえに再生エネルギー等への投資が抑制される、なかなか投資しにくいという状況が事業者においても起きているということはあるんだと思うんです。
 なかなかこの原子力のところは、政府が原子力推進しますと言っても、安全性の問題で原子力規制委員会がまずゴーを出さないといけない、そしてまた地元の合意がしっかり得られないと進められない。そういう中で、やはりこの原子力発電へのなかなか政府全体としてのスタンスが分かりにくいというところがやっぱり根本にあるように思うんですけれども、これについて、もう少し原子力発電へのスタンスを明確にしていくことが再生エネルギーへの投資を加速するためにも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 120814080X00320220316_015

発言者: 阿達雅志

speaker_id: 7221

日付: 2022-03-16

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会