南亮の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(南亮君) お答え申し上げます。
今先生おっしゃっていただいたとおりですが、水素と回収したCO2から生産する合成メタン、これはガス体エネルギーのカーボンニュートラル実現に向けて我々も有望な手段の一つだと、そのように考えております。
合成メタンの生産ですが、これには安価で豊富な再生可能エネルギー電気を必要とするということでございまして、この場合、日本国内というよりも、むしろ再エネコストが安価な海外での大規模生産というものも想定されております。また、製造した合成メタンを日本に輸出するということで、これはLNGの輸出施設があるということも重要な条件でございます。このような観点から、委員御指摘の米国というのは、将来的に合成メタンの生産、それから輸出国として有望な国の一つであるというふうに考えております。
このため、先ほど御指摘もいただきましたが、既に民間企業による検討も進められておりまして、JERAや東京ガス、三菱商事は、米国での合成メタン製造に関するFS調査を実施しているところであります。また、経済産業省としましても、今月上旬に萩生田経済産業大臣が訪米した際に、米国エネルギー省との間でCCUS、カーボンリサイクルの協力覚書に署名しましたが、この覚書の中で合成メタンも含まれている有力な分野でございます。
米国は、合成メタン実用化に向けまして日本の有望なパートナー候補国であります。また、ガス会社等によるFS調査の結果なども踏まえて、今後、日米間でどのような協力が可能かというのを引き続きしっかり検討してまいりたいと思っております。
さらに、合成メタンの大規模導入に向けましては、委員御指摘のとおりでありますが、今後、企業による大規模な研究開発や製造設備の投資が必要であります。これを後押しするため、今月十三日に取りまとめましたクリーンエネルギー戦略の中間整理におきましても、国内、海外のサプライチェーン構築、CO2排出に係る制度、ルール整備、こういったものを進めるということにしているところでございます。
今後、具体的な支援策の在り方につきましては、メタネーション推進官民協議会におきましてしっかり検討してまいりたいと、そのように考えているところでございます。