山口亨の発言 (決算委員会)
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○説明員(山口亨君) お答えいたします。
布製マスク配布事業につきまして検査しましたところ、布製マスクの配布、調達契約において、厚労省は仕様書を作成せず、その品質基準等を書類上明確にしておらず、また、文部科学省は仕様書は作成していたものの、マスクの品質基準についてホルムアルデヒドの検出基準しか示しておりませんでした。また、両省は、不良品問題が発生したことを契機としまして、厳しい基準の検品を取り入れるためなどとしまして検品業者との間で検品等業務に係る契約を締結するなど、当初予定していなかった対応を事後的に行う必要が生じていました。さらに、介護施設等向け及び妊婦等向け布製マスクの一律配布の中止等に伴いまして大量の布製マスクの在庫が発生し、これらの布製マスクの保管等に多額の費用を要する状態が継続していたところでございます。
会計検査院の所見としましては、厚生労働、文部科学両省は、マスク等の衛生用品の今後の調達について、緊急時であったことも、緊急時であったとしても品質基準等を明確に定めた仕様書を作成すること、また、緊急時において大量のマスク等の衛生用品を調達するには、場合には、不良品が発生した場合の措置について定めるなどすることに留意すること、厚生労働省は、布製マスクの在庫について、布製マスクの保管状況に留意しながら在庫の活用方法を幅広く検討するなどして保管等に要する費用の節減に努めつつ、在庫の解消が見込めない場合には売払い、譲与等も考慮に含めた対応を検討することが重要である、こういう旨を所見で記載したところでございます。
以上でございます。