岸信夫の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの断念の件につきましては、経緯は今委員から御紹介あったとおりでございます。
イージス・アショアは、全国の防衛体制の強化、ロフテッド軌道、同時複数の弾道ミサイル攻撃への対処能力の向上といったBMDの能力の抜本的な向上を図っていくこと、また、海自のイージス艦がBMD任務に専念せざるを得ないという状態を解消して、我が国の対処能力、対処力、抑止力を一層強化していくことといった必要性の下で導入を進めていたものであります。
イージス・アショアは先ほどのように断念をしたものの、これらの課題は依然として存在していることから、二〇二〇年六月に配備プロセスの停止を表明して以降、防衛省全体として代替案の検討を行いました。その中で、やはり適当な代替地がなく配備は困難との結論に至る一方で、陸上配備のイージス・アショアの構成品の洋上プラットフォームへの搭載に係る技術的実現性を確認できたこと等を踏まえて、イージスシステム搭載艦二隻を配備することといたしました。
その上で、経空脅威が多様化、複雑化している厳しさ、厳しい安全保障環境に対応できるアセットとなるように、搭載機能や可動率など幅広い項目について更なる検討を進めているところであるため、確たる経費やスケジュールをお答えできる段階にはありませんが、スケジュールにつきましては、通常の大型艦艇の取得プロセスによる場合と比較してより早期に就役させる工夫ができないか、私からも関係部署に指示をしているところであります。
いずれにせよ、しかるべきタイミングで御説明をできるように鋭意検討を進めてまいりたいと考えております。