吉良よし子の発言 (決算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○吉良よし子君 先ほど後遺症という言葉は世界では使われていないとおっしゃいましたけれども、アメリカCDCなどではもう後遺症という言葉使っているんですね。そういうところあるわけです。
 WHOの定義と言いましたけど、新型コロナウイルスに罹患した人に見られ、少なくとも二か月以上持続し、他の疾患による症状として説明が付かないものだという定義があるわけです。他の疾患として説明付かない症状がある場合はこれは、コロナに罹患してですけれどもね、それはコロナ後遺症の疑いがあるんだと、そういう診断基準として、それを診断基準として明確に載せるぐらいやったっていいと思うんです。
 しかも、この手引き、それだけじゃなくてもう様々問題点があるわけです。例えば四ページには、症状は三か月ほどで回復をしますが、不安が募ると更に持続、悪化するなど、後遺症の悪化の要因が不安であるかのような記述がありますが、また、痛みの症状に関して、基本的には症状が悪くなる病態ではないことを説明するなど、大したことがないかのような記述もあるわけですが、実際には症状が悪化する患者さんはいるし、中には生涯痛みに悩まされ続ける繊維筋痛症と診断される方もいるといいます。
 また、手引きではリハビリが推奨されているんですが、後遺症として一定数その傾向にあるという筋痛性脳脊髄炎、慢性疲労症候群、ME、CFSの傾向がある場合、安易な運動療法、リハビリ等をやってしまうと、簡単にそれで寝たきりになってしまうというんです。WHOの患者向けリーフレットでも、こうした傾向がある場合、運動や活動を避けるべき、明確に書かれているんですが、手引きの方には注意喚起がなされているとしているのみで、リハビリを避けるべき状況があるということが明確に書かれていないと。これは本当に問題だし、実際にそれで悪化してしまった患者さんもいると思うんです、無理にリハビリして。
 世界でのこの知見、臨床の現場のデータに基づいて、すぐにこの手引き見直すべきだと思いますが、厚労大臣、いかがでしょう。

発言情報

speech_id: 120814103X00620220425_226

発言者: 吉良よし子

speaker_id: 31216

日付: 2022-04-25

院: 参議院

会議名: 決算委員会