岸田文雄の発言 (決算委員会)
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま委員長の方から中小企業支援策を中心に御質問をいただきました。
新型コロナの感染拡大という世界的な危機に直面する中、中小企業の事業継続を支えるため、これまで事業者向けの給付金、あるいは雇用調整助成金の特例、実質無利子無担保融資など臨時異例の措置、こうした措置を切れ目なく実施をしてまいりました。これらの施策の効果もあり、コロナ禍においても、昨年の倒産件数、五十七年ぶりの低水準になったものと考えております。
足下では原油、原材料価格が高騰しているため、四月には総合緊急対策を取りまとめ、資金繰り支援などの支援策を講じているほか、脱炭素やデジタル化などに対応した中小企業の新事業展開や生産性向上などにしっかり取り組んでいるところであります。
また、中小企業は、人手不足や新型コロナの影響による一時的な人材余剰などの課題を抱えています。このため、中小企業の経営課題に即した人材の確保、マッチングですとか能力開発ですとか他社への派遣ですとか、こうしたものを支援してまいります。
さらに、賃上げを通じた中小企業の魅力向上に向け、賃上げ税制の抜本的拡充に加え、賃上げした企業に対して各種補助金において優先的な取扱いをするなど、賃上げの環境を整えてまいりたいと思います。
中小企業は日本経済の屋台骨です。予算、税制、価格転嫁の円滑化などに向けた取引適正化など、あらゆる施策を組み合わせ、中小企業を支えていきたいと思います。そのために、委員長御指摘のように、今後も当初予算においてもしっかりと必要な予算計上してまいりたいと考えております。