原田仁希の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(原田仁希君) ありがとうございます。
コロナ禍で、女性の労働相談として、にかかわらずですけれども、学生からの労働相談もかなり激増しました。
皆さん、学生のアルバイトというと、遊ぶお金のためにやっていると思っているかもしれないですけど、実態はそうではなくて、多くの学生の労働相談が、家にお金を入れているというふうに言うんですよね。自分が十万か十五万ぐらいを稼いでいるんですけれども、それを家に入れていたと、しかしコロナ禍で急にその収入が全部なくなってしまったということで、家に入れられなくて困っていると。よくよく聞くと、自分の母親もパートで、主婦パートで働いていて、それもコロナ禍で収入がなくなった。父親は自営業で働いていて、それも売上げが減って、働いていたと。家族みんなで家計を担っていたというような状況で、これが一人二人じゃなくて、多くの人がそういう状況だったんですよね。
これを家族多就業化、多就業家族とかと言うんです、呼んでいるんですけれども、世帯全員が働き手として家計を維持しているというふうな実態がかなり浮き彫りになりました。つまり、一人でも、家計補助というわけじゃなくて、それは家計の維持の一部で働いているというパートの女性の方々がすごい増えていると。
あと、旦那さんが働いているというふうな、パートで働いているという女性の、いわゆる主婦パートの方々の相談も多いんですけれども、食費は全部主婦パートの方々が持っている、子供の学費に関するものは全部そこで主婦パートの方が稼いでいると。だから、家計の一部を、全てではないですけれども、なければいけないものとして担っているという実態がすごいあるんですよね。
なので、かつてのように、あってもなくてもいいというようなものじゃなくて、ないと子育て、教育費も出せない、食費も出せない、そういったのがパート労働者の収入の中にあるわけですよね。そういった実態がかなり出てきたので、そういった人たちにも、収入が減ったとき、あるいは失業したときにちゃんと補償すべきだというふうに思っていますので、失業給付の対象をちゃんと広げていくべきだと思っています。