土山希美枝の発言 (行政監視委員会)

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○参考人(土山希美枝君) 御質問ありがとうございました。
 大事な御指摘なんですけれども、EBPMというのは、政策をつくるとき、構想するときに必要なエビデンスベースドの考え方であるというふうに考えております。しかし、その以前に、先ほど申し述べましたように、自治体の中では大変に資源が縮小していて、何をやるにしても人、物、金が足りないからできないという話になってしまう。
 一方で、これまでやっている事業や既存の政策を見直す、これも重要なわけですけれども、それを見直すときに必要なエビデンスそのものが、先ほど申し上げましたように、例えば原価計算や労務管理ができていない、結局効果が確認できない。そもそも自治体や国の政府政策の成果というのは測りにくいところがあるものですけれども、そうしたエビデンスベースドを行うためのエビデンス自体の整理が足りない状況であるし、ポリシーを行うための資源も足りない状態になっているということになります。
 資源が足りないということは、結局、うまく何とかやって資源をつくっていく、あるいはどこかから資源を調達してくるということが必要になります。そうすると、簡単に資源が調達できるとなると国の補助金を持ってくるというモデルになるわけですけれども、そうすると、国が示したモデルをそのままのみ込んでやらなければいけない、そうすると結局うまくいかないということになっているように思われます。
 エビデンスベースドというときのそのエビデンスをつくり出す状況そのものが足りない、それを基にポリシーメーキングをするときのその資源が足りないという状況をまず何とかしないといけないなというところが私の問題認識です。もちろん、個別の事例では、その中でも頑張って効果のある、効果がありそうなものを一生懸命考えてやっている自治体もあります。ただし、先ほども申しましたが、それはやっぱりそれぞれの地域に固有であって、そこでうまくやっているからほかでもうまくやれるかというと、私はそうではないのではないかというふうに考えております。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 土山希美枝

speaker_id: 12921

日付: 2022-02-14

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会