土山希美枝の発言 (行政監視委員会)
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○参考人(土山希美枝君) ありがとうございます。
おっしゃるとおりで、一方で、何度も申しますが、役所の中でするのは難しいと思います。そうすると、役所の外で、例えば議会の委員会であるとか、そういうところで議論をすることが必要になりますし、そうした事業別に政策を捉えて議論をするという自治体議会もございます。
ただ、本当にしつこいんですけれども、行政は間違ってはいけないという前提を外してしまえば、この政策や制度って結局どうなのというところを議論をすること自体が評価になると思います。
政策というのは資源配分ですから、配分された人が得をして、配分されない人が損をします。その損得のところではなく、それに意味があったのかどうかというのは、やはり究極的に正しい答えはないので、それはどういうふうに言えるだろうかということを議論して、議論していく中でこの辺りだねという合意を獲得するしかないわけです。
なので、それは全部の事業に対してはできませんが、でも、議会が行うことは、全部の事業、中小規模の自治体でも千以上の事業があります。その千を全部チェックすることではなくて、地域の活動や市民の声を拾いながら、この事業のここがおかしいんじゃないかと提起して、それを、そうした今申し上げました資料や市民の声を基に議論する。その結果として、あっ、これ、このやり方じゃちょっとまずいなという合意があったり、あるいは、いや、我々としてはこうやっていますということが生きたりする。そういうその営みの中に評価というのは現れてくるので、評価というのが生きる場面というのがあるのではないか。いずれにしても、正しい答えがない中で議論する場面というのがもっと必要だというふうに思っております。
それから、行政はうまくいくと言っているけど、本当はいっていないんじゃないのという提起も含めて、ちゃんと突っ込んでちゃんと議論するということが要るのではないかなと思っています。