土山希美枝の発言 (行政監視委員会)
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○参考人(土山希美枝君) ありがとうございます。
そのナショナルミニマムと申しますか、やはり国全体の構造で考えなければいけない課題というのは国の責務だというふうに考えます。おっしゃられるような森林もそうですし、例えばその自然環境やエネルギーの問題。しかし、実際に人々の暮らしが行われているのは自治体という土地に行われているけれども、全体で見ないと構造的な格差が解消できない問題というのは、それはやはり国の責務だというふうに思います。
言い換えると、その国の状況が、例えばその国土保全、人口や市場の原理や自治体間競争に任せておくと、放置された地域や放置された山林の相当なエリアがこの後生まれてくるとすると、結局それによって困ったことに起こってくると、その対象は国の人々が困ったことが起こるということになりますので、そこを支えるのはやはり国の仕事ではないかというふうに考えます。
一方で、その資源というのは局地的に見れば自治体の資源でもあるので、そうすると国のすべきことと自治体から見たときのすべきことでぶつかって議論するところがある。それが先ほど申しました対峙する、自治体と政府、国が政府間関係として対峙するということです。対峙したときにどのような議論があってどのような着地点にたどり着くかということは、またそこの場での議論によりますので、簡単なことは言えませんけれども、しかし、そのときの前提になるのは、それはやはり地域がファーストであるということではないかというふうに思います。当事者である地域が、人々がファーストではないかということだと思います。
以上でございます。