伊藤剛の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(伊藤剛君) それもイエス・アンド・ノーのところが両方あるかと私は思います。
 現に、歴史的に見ると、ベトナムとカンボジア、カンボジアとタイ等々、その国境の辺りで小競り合いが大なり小なり起きているわけでありますので、そうやって考えますと、そのASEANが全てにわたってじゃ戦争をある程度防いできたかということに関して、もちろんそういう面もあると思いますけれども、じゃ完全に防ぐことができたのかということに関して、私は疑問を持っているわけであります。
 同じように、日本と中国と韓国に関しても、その日中韓のTCSの、トライラテラル・コーポレーション・セクレタリアートという機構がずっとあるわけですが、これも、その政府間の会合と同時に、シンクタンク同士のネットワークというのも毎年毎年コロナになる前は行われておりました。
 そこでやっぱり出てきた話というのは、やっぱり特に日中韓の場合は非常に難しいなと思ったのは、すぐに関係が悪くなると対話しないという、それはそのトラック1にしてもトラック2でも、政府間も民間同士もそうですので、そういうことではいけないだろうということで、少なくともトラック2、民間同士の対話というのは、TCSの場でなくても構いませんけれども、やっぱり常に恒常的に持っていくと。特に、大国といいますか、アジアにおける主要な国同士こそ、やっぱり対話を閉ざすことになると、それこそ本当にもう何にも話をしない、そしてそのいぶかしげな感覚がどんどん増幅していくということは避けるべきであるというふうに思うわけであります。
 以上です。

発言情報

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発言者: 伊藤剛

speaker_id: 12652

日付: 2022-02-09

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会