加藤泰浩の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。
まず、資料をちょっと飛ばし過ぎてしまって申し訳なかったので、十六ページ目、御覧ください。
実は、中国はマンガンノジュールの鉱区というのを南鳥島の南側に取っているんですが、マンガンノジュールとは言っていますが、実際に私たちが科学的な知見に基づくと、この黄色いエリアにはマンガンノジュールは恐らく全くないだろうと、ほとんどないだろうというふうに考えていて、中国は今のところ、国際海底機構でレアアース泥というのはまだ俎上に上がっていないんですね。そのために、見付かってから十年ぐらいしかたっていないので、まだそこまで行き着いていないと。そういう中で、中国はマンガンノジュールの鉱区と称して取って、調査をどんどん進めていって、国際海底機構の俎上にレアアース泥を上げた後にそこを多分鉱区として変えるんだろうというふうに考えております。
そういう点からすると、非常に巧妙なことを、巧妙なやり方ということは言えるんですが、ISAの、国際海底機構への日本の貢献というのは、理事国にもなっていることもあって一定の貢献はしております。それを地道に続けていくことと、海の資源の開発というのは、今、実はSDGs考えたときに、陸上の資源というのは、例えば子供を使った違法な採掘とか、あるいはアマゾンなんかで金の採掘するときに違法操業がもう横行していて大変な環境破壊が起こっている。まさに陸上はSDGsに反した資源開発が起こりやすいんですが、海の資源というのは普通の人には開発できないので、ちゃんとした事業体とか、あるいは国とかがやることによって大掛かりな開発ができるので、むしろSDGsのことを考えると、海の開発を目指すべきではないかと私は考えております。
以上です。