小林正典の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(小林正典君) ありがとうございます。
推計値とか、そういったものはいろいろ出ているんですけれども、何分、そのIUUで、本来ないことになっているものが流通しているものをどういうふうに推計するかというところがありますので、その辺が難しいところがあります。
ただ、その経済的な損失の部分について、先ほど漁業者の方が損失が出るというふうに申し上げましたけれども、流通を担っている側、特に販売者の側としては、たくさんの魚を売った方がその利潤が増えるということがありますので、だから、正規の漁業者さんの方での利益というのは減ってしまうんですけれども、ただ、それを、正規漁業者さんからの水産物とIUU漁業由来の水産物の両方を販売する側からすると、事業者によっては余りそこを区別せずに、とにかくたくさん売ってたくさんの収益を上げようというふうな配慮もなされてしまうというところが、一つはそのIUU由来の水産物を除去する上での障害になっているというような指摘もされていますので、その辺、今ないものが報道なんかでも随時明らかになっていたりもしていますので、その辺のモニタリング、監視を進めながら、それの情報を公開して適正な対策を取っていく。
昨日のノルウェーとのセミナーでは、そのモニタリング、それから法執行に加えて、やっぱり刑罰、処罰をしっかりやるべきだということをノルウェーの水産当局の人はおっしゃっていましたので、違法なんだけれども、それが告訴されずに結局そのまま残されて、まあ許容されてしまうということではなくて、しっかり処罰して経済的な罰金も支払ってもらうとか、そういったことが今改正漁業法でも可能になっていますので、その辺の対策を取っていかないとなかなかその法の遵守というのは難しいんではないかというのが、昨日、ノルウェーの関係者との対話の中でも出ておりました。