野田国義の発言 (国土交通委員会)

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○野田国義君 野田国義です。よろしくお願いいたします。
 今日の午前中、本会議、大臣、お疲れさまでございました。ほとんどの質疑者から知床の観光船の事故の話があったところでございますけれども、改めて本当にしっかりとした検証をしていかなくてはいけない、調査をしていかなくてはいけないと思ったところでございます。
 それで、私、以前に、福岡県、地元の方がお二人犠牲になられたということ、一人は八女の方で、本当の私の地元で五十一歳の方、その方はお葬式が執り行われたということが地元紙に掲載されました。そして、もう一人がお隣の久留米の方、三十四歳ですか。これ上司関係だったそうです、というか八女の方が上司で。
 それで、その方はアンコールワットにいわゆる飲食業で、いわゆる仕事の関係でアンコールワットでお勤めになっていたと。学生時代からずっとそこに、アルバイトなんかもして、そのまま高校を卒業して全国を転々としてアンコールワットの方で働いて、そして一回羽田に帰ってきて、北海道でその上司と待ち合わせして、知床の遊覧船に乗られて、結局ああいう事故に遭遇されたということでございまして。
 それで、ちょうど私、そのテレビでインタビューにお父様が本当思い切って勇気を出して出演されたそうでございます。で、特集があっておりました。それはなぜかと申しますと、こういう事故はもう二度とあってはならないと、そういう思いでインタビューを受けたということを申されておりました。
 その後、いわゆる海上保安庁からですか、DNA鑑定ですか、二遺体が国後ですかね、上がっておりますので、それと照らし合わせたいというような連絡があってきておるそうです。それで、しかしもう高校卒業して、三十四ですから、もう十六年ぐらいもう家におられなかったので、なかなかそういうものはないだろうと、ですよね、と御本人、お父様は思ったそうですけれども、ちょっと探すだけ探してみようということで、家をずっと探されたそうです。
 そうしたら、その御本人の机が残っていたそうで、それを開いてみると、何とへその緒が、へその緒があったそうです。そして、そのへその緒に、お父さん、お母さん、僕を産んでくれてありがとうと、そういう添え書きがあったということでございまして、しかし、そのへその緒は海上保安庁に提出されなかったそうです。御本人のいわゆる細胞を取って。そうしないと、もう本人のものは全てがなくなると。ある意味では宝物だと、そのへその緒がですね、唯一の。そういうことが放映されておりました。
 偶然にもそれを見せてもらったんですけれども、本当にそれぞれいろいろな人生があったと思います。一人の命というのは本当かけがえのない、ですから重いものでありますので、御遺族がおっしゃっているように、こういう事故が二度と起こらないようにしっかりと点検をお願いを改めてさせていただきたいと思うところでございます。よろしくお願いいたします。
 そこで、今回は省エネ住宅ということになるわけでございますけれども、まず、ここではいわゆる木材使用ということが一つの大きなポイントになっているわけでありますけれども、公共建築物木材促進法、あれは二〇一〇年だったでしょうかね、成立いたしました。それからもう数十年になってきているわけでありますけれども、本当にこの木材を使用するというのは非常に重要なことであると思っております。食料自給率が、あるいは出生率がどんどんどんどん下がっているというような数字がここ出てきているわけでありますけれども、この木材使用は自給率が十年連続でアップをしてきておるということでございまして、今四一・八%ですか、そのようになってきているということでございます。
 しかしながら、ウッドショック、本当にアメリカの住宅がどんどんどんどん建ってということで、木が足らない足らないというようなことが生じてのウッドショック、そして今回のウクライナ危機によってのロシア材のこの輸入がなかなかできない状況になってきておるという状況があるわけでございます。
 私は、ここを、ピンチだと思いますけれども、本当にチャンスと捉えて、この国産材の自給率をもっともっと上げるような施策を、ピンチはチャンスでやっていかなくてはいけないと、そのように改めて思っているところでございまして、しかしながら、そこに従事する労働者、林業に従事する就労者、こちらの方が、いろいろ緑の雇用とかで林野庁努力もしていただいておりますけれども、なかなか足らないと申しますか、そしてまた、就業されても、きつい、汚い、危険、本当に危険ですよね、そういうことで辞めていくというような今現状があるわけでございます。
 そういう中で、しかしながら、これはピンチをチャンスに変えるということが必要だと思いますので、この国の林業振興あるいは木材、国産材の木材利用についての国としての支援策をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 野田国義

speaker_id: 19909

日付: 2022-06-10

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会