岸田文雄の発言 (財政金融委員会)
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今の経済の状況、景気の状況をしっかり政府としても受け止めて、先ほど申し上げました価格高騰対策と併せて、様々なこの事業支援のための対策、雇用調整助成金ですとか無利子無担保融資ですとか事業復活支援金ですとか、こういった取組も少なくとも六月まで続けるということで対策を充実させています。そして、それをまず国民の皆さんに早く届けることが第一だと思います。
しかし、その上で、不透明な国際情勢を考えますと、様々な動きも想定しておかなければならない、更なる政策が必要だということについては、状況を判断して機動的に対応していきたいと考えています。
そして、もう一点が……(発言する者あり)あっ、インフレ対策。インフレ対策については、こうした価格の高騰に対して消費者物価の方がまず追い付いていないという点を考えますときに、価格転嫁、これがまず大事であると思います。中小企業、零細企業の支援のためにも価格転嫁が円滑に進むためにパッケージを用意したわけですが、これをしっかりと稼働させることが重要であり、そして一方で、この価格高騰に見合うだけの賃金の引上げ、これをしっかり実現していかなければなりません。
春闘につきましても、つい先日、連合から発表された数字ですと、二年ぶりに二%を超える高い数字が今、途中経過ではありますが、示されているという報告も受けております。
是非、こうした民間の賃上げの雰囲気をこれからも押し上げるために、政府としまして、賃上げ税制ですとか公的価格の引上げですとか、この呼び水となる政策を引き続き続けることによって社会全体の賃上げの雰囲気を盛り上げていきたいと考えております。