阪田渉の発言 (財政金融委員会)
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○政府参考人(阪田渉君) お答え申し上げます。
航空貨物の激増についてのお尋ねをいただきました。
航空貨物につきましては、今委員が御指摘のとおりのコロナ禍に伴う巣ごもり需要の増もあると思われますし、また、越境電子商取引ですね、通販サイトでワンクリックで買うというような取引が非常に増えているという、主にこの二つの要因だと私ども考えておりますが、そのせいで輸入貨物の小口化が進展しておりまして、件数でいいますと、御指摘のとおり、令和二年には六千五百六十万件だった輸入許可件数が、令和三年には八千七百二十九万件と急速に増加しているところでございます。
これに対しまして、税関においては、不正薬物の密輸入防止などの厳格な水際取締りと円滑な通関の両立を図らなければなりませんので、このような取締りに取り組んでおります。
まず、必要な事前情報を入手し、貨物の審査、検査においてそれを活用すること。次に、貨物の審査、検査を行う職員を増員すること。そして、検査場における貨物の検査工程をオートメーション化するなど、検査機器を配備すること。そして、航空貨物を取り扱う通関業者などの事業者と連携を図ること。こうしたことで効果的、効率的な取締りに取り組んでいるところでございます。
また、一方で、この業務量の増加に対しまして、十分な執務環境の確保も重要でございます。深夜、早朝などの通関検査については、職員にとって過度な負担とならないよう、応援職員の派遣、メンタルヘルス対策、仮眠時間や連続した休日を確保できるシフト勤務の設定など、職員の健康管理に留意しつつ、必要な体制整備を行っているところでございます。
今後も、税関業務を取り巻く環境の変化に応じて必要な対応を講じていくとともに、適正な人員配置に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。