阪田渉の発言 (財政金融委員会)

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○政府参考人(阪田渉君) お答え申し上げます。
 御指摘いただきました中長期ビジョン、スマート税関構想、二〇二〇年の六月に取りまとめて進めているものでございます。
 税関を取り巻く環境変化が激しいものですから、この構想の基本的な考え方は、密輸入などを一層厳格に水際で取り締まるという柱が一つと、それに対して、一方で、貿易円滑化を推進するということで通関の速さとか利便性の向上と、この二つ、相矛盾する部分があるんですけれども、これを高いレベルで両立させるというのが高い目標となっております。その意味で、委員御指摘のような、例えば輸入貨物が全てタグ付けされていて全部自動的に通関業務ができるというのは一つ、理想、高い理想の先にある目標の一つだと考えております。
 現在はそれに至る道筋の途中になるんだと思いますけれども、いろいろ新しいデジタルトランスフォーメーションと申しますか、デジタル技術を活用した通関審査、そういったものに取り組んでおります。例えば、税関、輸入許可件数多うございますから、言わば一種ビッグデータになるわけなんですけれども、それをAIモデルを活用して、どの輸入許可に事後的に調査入るべきかと、そういった立入り先の選定に自動化するということにも取り組んでおります。また、エックス線画像ですね、ここから貨物の内容物を識別するAIを作成すると。これによって、自動的にこれを検査しなさいって機械が選んでくれるような検査業務の高度化、効率化にも取り組んでおります。さらに、少し毛色が変わりますけれども、ドローンの活用でございますね。海岸線とか離島の取締り、これ地上を伝っていきますとすごく手間が掛かるんですけど、それをドローンを飛ばして監視、取締りをする、こういった様々な取組をしているところでございます。
 こうしたものが効果を上げて、先ほど申し上げた大きな二つの目的を高いレベルで両立させることができればと思っております。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 阪田渉

speaker_id: 6669

日付: 2022-03-24

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会