鈴木俊一の発言 (財政金融委員会)

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○国務大臣(鈴木俊一君) G20に出席をしてまいりました。幾つかのセッションに分かれて議論が進められたわけでありますが、まず最初に世界経済のセッションがございました。ここにはウクライナのマルチェンコ財務大臣が対面で参加をいたしました。そして、対面参加の下、ロシアのウクライナ侵略による世界経済への影響等について議論を行ったところでございます。
 私の発言でございますが、私からは、マルチェンコ大臣の参加を歓迎するとともに、ウクライナとの連帯を表明をいたしました。また、ロシアの侵略につきましては、明白な国際法違反であり、最も強い言葉で非難すること、エネルギー、食料価格高騰を始めとする世界経済が直面する多くの困難の元凶であること、一刻も早く平和を取り戻すことが世界経済にとっても最も重要であり、国際社会が一致団結してロシアに圧力を掛ける必要があること、現下の情勢においてロシアはG20に参加すべきでないこと等を表明いたしまして、ロシアに対して厳しいメッセージを発信したところでございます。その上で、多国間協調が一層重要であるということを申し上げたわけであります。
 この世界経済セッションのほかにも幾つかの重要な議題がございました。国際保健、国際金融、脆弱国支援、サステナブルファイナンス等についても議論が行われたところでございます。
 かいつまんでというお話でございますが、国際保健につきましては、既存の国際保健システムにおきます資金ギャップに対処するために、新たな資金メカニズムの設立を進めることについて多くの国が同意をしたところでございます。
 また、SDRチャネリング、この特別引き出し権のチャネリングにつきましては、多くの国が、IMFにおいて強靱性・持続可能性トラストの新設が合意されたこと、これを歓迎をいたしました。
 そして、債務問題につきましては、日本を含めまして多くの国がG20で既に決めてあります共通枠組みの早急な進展や予見可能性の向上が必要であること等を指摘をしたところでございます。
 全体を振り返ってみますと、ロシアへの非難、それから国際保健での資金メカニズムの進展、共通枠組みでの進展等で一定の進展があったのではないかと、そのように考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 鈴木俊一

speaker_id: 5579

日付: 2022-04-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会