鈴木俊一の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(鈴木俊一君) 政府によります個別の外交対応につきましては、その決定プロセスを詳細に申し上げることは控えますけれども、ロシアの侵略行為、これはもう断じて許されないことでございまして、三月二十四日のG7首脳声明でも確認されたとおり、岸田総理からは、国際機関や多国間フォーラムは、もはやこれまでどおりロシアとの間で活動を行うべきではないとの方針が示されたところでございます。
こうした方針を踏まえながら、ロシアに対する断固たる対応を図った結果、G20につきましては、ロシアの財務大臣は出席をオンラインでされるということになったこと、それからウクライナの財務大臣が対面で参加された、そしてリードスピーカーを務めたこと、G7を始めとする多くの国が発言の中でロシアの侵略を厳しく非難したことなどの異例の対応が取られたと思っております。
そして、お尋ねの私の退席の有無について事実関係を申し上げますと、G7のうちロシアの発言中に閣僚が退席したのは、アメリカ、カナダの二か国でありました。私としては、ロシアの発言を牽制して、議長による総括を厳しい内容とするためにも、また、国際保健や債務問題等、日本も重視する議題もあった中で、退席はせずにロシアに対して厳しいメッセージを発信をするという、そのことを選択をしたところでございます。ロシアに対する非難につきましては、先ほど申し上げましたので繰り返しは避けますけれども、かなり強い内容を持ってロシアに対するこの非難をしたところでございます。
G20につきましては、こうした世界経済のセッションのほかにも、先ほど申し上げました様々なセッションがございました。気候変動でありますとか債務問題でありますとか国際保健の問題とかあったわけでありまして、いずれも日本がこれまでにもコミットしてきた重要な課題でございます。退席をしてそれらの残された議題等に対して日本として自らの意見を言わないという選択肢もあったわけでありますけれども、総体的に考えまして、出席をして厳しいロシアに対する批判をした上で、残された議題につきましても出席をした上で日本の立場、意見、そういうものを申し上げた、そのようにさせていただいたところでございます。