熊谷裕人の発言 (財政金融委員会)
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○熊谷裕人君 こちらも限定的だという認識でおられるというのはよく分かりました。
今、大家副大臣の方から補正予算の話が出たので、次は、財政民主主義についてちょっとお尋ねをさせていただきたいと思っております。
その前に、ちょっとこれも報道で知ったんですが、日銀の二一年度決算を見ました。資産総額が前年対比で三%増になって、総額七百三十六兆円余りの過去最高の資産になっていて、黒田総裁が就任をされてからに比べると四倍ぐらいの資産の規模になっているというのを見ました。そして、日銀から金融機関への貸出しも二〇・四%増、百五十一兆円余り、そしてETFも一・九%増の三十六兆円余り、そして国債の引受けの方は一・一%減の五百二十六兆円余りというような数字を見ました。そしてまた、民間銀行への当座預金残高五百六十兆円というような数字を見まして、これで、日銀の財務がこんなに膨らんでいる中で、ETFの出口とか金利政策の出口をどうしていくのかなというのがちょっと心配になりました。
今日も、昨日のニューヨーク・ダウも下げているみたいですし、今日の日経も下げで始まっているようでございまして、全体的なトレンドが、株のトレンドは、ニューヨーク株がずっとここ一年下げていますから、同じようなトレンドで来ている日経もずっとこれから下がっていくんじゃないかなというふうに思っておりまして、また、利上げでドルの回収が始まっていますので、市場が影響を受けるようなことになって、ますますこの株というものが状況が厳しくなっていく中でのETFの出口、難しくなっていくのかなというふうに思っております。
そういった中で、日銀に国債を、我が国、随分引き受けていただいているんですが、安倍元総理の、日銀は政府の子会社の発言の裏側を私個人なりに、個人でいろいろ考えると、これからも日銀に国債を引き受けてもらえばいいというような意図があるのではないか、それから、元総理は防衛費をGDP二%超、今から、今の防衛費の倍ぐらいの予算にしたいというので、それもまた国債発行だと言っていますので、これも日銀にファイナンスしてもらえばいいというような思惑があるのかなという発言だと勝手に解釈をしておりますが、この国債発行というのは、元々財政法上、赤字国債というのは発行を禁じられているはずだと私は認識しておりまして、今は特例法でこの赤字国債の発行が認められて、常態化をしている状況だと思っています。
コロナ禍という特殊事情で、私もどちらかというと財政均衡派だったんですが、国債の発行は仕方ない、今のこの状況に対応していくにはある程度仕方がないというふうに思っておりまして、思っているんですが、今後、先ほど言ったように国債の発行が更に続いて、日銀に国債を引き受けさせればいいという認識なのかどうか。財政民主主義という観点もありますので、財務省にその辺の認識、国債発行を日銀にこれからも引き受けさせればいいというふうに思っているのかどうかという点をお尋ねしたいと思います。