熊谷裕人の発言 (財政金融委員会)
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○熊谷裕人君 国会開会中は、できれば予備費というものは私はなるべく使わないで、国会のやっぱりこの予算の審議権というのもありますし、憲法でも国会の議決が必要だというふうに八十三条、八十五条、八十六条というところで言われているわけですから、しっかりと予備費ということではなくて補正予算というような形で国会の議決を経てから執行するように私はしていただきたいなというふうに思っております。
続いて、資金決済法の法案の中身について入っていきたいと思いますが、まず最初に、マネーロンダリング対策についてお尋ねをしたいと思います。
今回というか、二〇〇八年の十月に、FATFの方の第三次対日相互審査報告書で、我が国はこのマネーロンダリング対策について通常フォローアップ国の評価を受けておりました。そして、二〇一四年の六月には、FATFの方から日本を名指しして不備への迅速な対処を促す声明が出され、そしてそれを受けるような形で、政府の方でも国民の安心、安全を確保して健全な経済を維持発展させていくために、これまでの、何というんですかね、犯収法を始めとしたマネーロンダリング対策だとか、テロ対策、テロ資金供与対策に対するガイドラインを作ったりということで、様々な金融機関向けの指針も作ったりして対処をしてきました。
その上で、この二一年の八月三十日に今度は第四次の報告書が公表をされているんですが、この第四次の報告書でも三次に続いて余り高い評価を得られなかった。様々なことを対策してきたにもかかわらず、重点フォローアップ国としての分類となってしまったというふうに私は認識をしておりますが、いろいろとFATFに勧告を、勧告じゃないですね、報告書で指摘をされて、いろいろやってきたのに、また第四次でも余り高い評価を得られなかったというところに対して、この国際的な評価が何で高くなかったのかなというふうにちょっと疑問を抱いているんですが、大臣としてはこの辺の国際的な評価が余り高くなかったというところについての所見をお尋ねしたいと思います。