黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) この物価安定の目標自体は、やはり家計が消費する財・サービスを包括的にカバーしている消費者物価の総合で二%と定義をいたしております。その上で、景気の変動などをならしてみて、平均的に二%程度になることを目指して金融政策運営を行っております。
 このように、物価目標を持続的、安定的に実現する観点からは、この一時的な変動要因を除いたコアあるいはコアコアといった、そういったものを見てトレンドを理解する必要があります。その場合に、各国の経済構造に依存するわけでして、我が国では、もう従来から生鮮食品を除くベースで消費者物価を見て、それが消費者物価のトレンドを示すものというふうに考えておりまして、これは結果の数字も出しておりますし、見通しも公表しております。
 加えまして、最近のウクライナ情勢などを受けてエネルギー価格が大幅な変動を示す中で、四月の展望レポートでは、物価の基調の評価あるいは見通しに関する日本銀行の考え方を定量的に分かりやすく説明する観点から、除く生鮮食品、エネルギー、いわゆるコアコアというんでしょうか、そういうものも示して、物価のトレンドがどういうもので、二%の目標に向かってどのように金融政策運営していくかという場合に、現時点で生鮮食品を除くという従来からの指標をもちろんベースにしているわけですけれども、エネルギー価格が大きく変動していますので、それを除いたいわゆるコアコアといったものも参考にしながら金融政策を運営しているということでございます。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2022-06-07

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会