阿達雅志の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○阿達雅志君 再稼働がもう一丁目一番地であるという認識をお示しいただいたのは、非常に私も同感をするところであります。
 一方におきまして、この新増設の問題に加えて、核燃サイクルにおいて、両輪のうち高速増殖炉計画が中断され、今プルサーマル計画だけが維持ということになった。こういう中において、プルサーマル計画において発生した使用済MOX燃料の処分はどうするのか、あるいは再処理によるプルトニウム蓄積量の増加をどうしていくのか、MOX炉の再稼働が進まない状態で再処理工場の稼働をどう考えていくのか、こういった問題もあります。
 また、あわせて、今原子力新増設が進まない中で、あるいは再稼働が進まない中で、原子力主要メーカーの採用減や原子力産業に就職する学生減、建設プロジェクト従事経験者の減少や主要部品メーカーの撤退など足腰が弱くなっていると、こういう部分もある。日本のこの原子力産業というのが、やはり今、ある意味消滅の危機にあるという中で、やはり経産省としてもしっかりと、続けていく以上は支えていただきたいということでございます。
 そういう中で、やはり私は、経産省としてのこの覚悟というのをしっかり示していただきたいというのもあるんですけれども、一方で、今回エネルギー基本計画、第六次を出すに当たって新増設の議論がしにくかった一つの大きな要因は、東京電力の柏崎刈羽の問題があります。その中身についてはもういろんなところでも指摘をされていますけれども、今回いろんな議論の中ではっきりと、東京電力については組織的な管理機能が低下、そして重大な事態になり得る状況という指摘までがされている。東京電力の問題というふうによく言われますけれども、私はこれ、大株主である国が、しかも取締役を選任して、そして今の東京電力の経営というものに関与してきたのにこのような事態になったというのは極めて遺憾に感じているところでございます。
 そういう意味で、今後本当に柏崎刈羽を動かすためにこの東京電力のガバナンスをしっかり立て直していかないと、やはり、今のようなガバナンス、そして、ここで指摘されているような管理機能が組織的に低下して重大な事態になり得る状況というのを改善しない限りは、なかなか柏崎を動かすということでは国民の理解も得られないだろうと。
 この点について、東京電力のガバナンスを、大株主で、なおかつ取締役を選任している国としてどのようにお考えなのか、御意見をお聞かせください。

発言情報

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発言者: 阿達雅志

speaker_id: 7221

日付: 2022-02-09

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会