音喜多駿の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○音喜多駿君 日本維新の会の音喜多駿です。
 私からは、初めに、福島県の県民健康調査における甲状腺検査、過剰診断の問題について質問をさせていただきます。
 先月二十七日、細川護煕氏、村山富市氏、小泉純一郎氏、鳩山由紀夫氏、そして現職の菅直人議員の元首相五人の連名で、原発推進は未来を脅かす亡国の政策だと批判し、方針撤回を求める書簡をフォン・デア・ライアン欧州委員長に送られました。
 原発政策の是非については、意見を表明すること、これは思想信条の自由、政治活動の自由ですから止めることはできません。しかしながら、その書簡の中に、明らかに科学的な事実に基づかず、とりわけ福島の子供たちに風評被害を与えるような内容がありました。多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみという文言です。
 福島県の県民調査検討委員会や原子放射線の影響に関する国連科学委員会、UNSCEARなどは、福島県の子供たちの甲状腺がんについて放射線被曝との関連は認められないとしています。福島県で原発事故由来の甲状腺がんが増えているという事実はないというのが今の時点で確認されている科学的事実です。こうした科学的な知見を一切無視し、断定的な表現で福島及びその子供たちへの差別や偏見を招きかねない元首相たちのこの一文は、看過できるものではありません。
 これについて、二月一日に、環境大臣も元総理五人に対してこうした誤った認識を正す文書を発出したことは承知しており、これは評価をいたします。しかし、これに加えて、環境省としても、元首相が書簡を出した欧州委員会宛てに正式な釈明、説明と我が国の立場を表明する文書を発出するなど具体的なアクションを起こすべきと考えますが、まず環境省に現状の取組を伺います。

発言情報

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発言者: 音喜多駿

speaker_id: 14306

日付: 2022-02-09

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会