石川和男の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(石川和男君) 杉先生、御質問ありがとうございます。
 原子力が止まっちゃっていて、どうしてもそこの部分のベース電源、ベースロード電源というのは、水力とそれから原子力で担っていた部分は、当然これは火力、石炭火力に頼らざるを得ないと、それから一部LNGですね。ということで、確かに水力あるいは火力という、原子力もそうですが、安定電源と言われて、電気の質という御質問はそこに趣旨がおありなのかなと思います。
 一方で、太陽光、風力というのは、現在の技術、現在我々が市場でそういった電気を使うときの技術ではまだ不安定さはこれは免れないと。しかし、これは長期的に考えますと、この流れも私は止められないと思いますが、蓄電池ですね、電気をためるというやつ、それから、電気という形以外で、例えば水素のような形でためる蓄エネというものがコスト合理的な範囲でできるようになる時代が必ず来ると思うので、そのときには、今は風力、太陽光は不安定性ということで大分そこがマイナス評価なのでありますが、逆に、そこでためるということができれば、私も問題提起申しましたけれども、今九州電力で行われているような出力制御というあんなもったいないことはせずに済むという時代が来れば、これは安定電源の一つとして太陽や風力、そういったものも評価が出てくると思いますが、それまでの期間、それがいつになるのかというのは、私、正直、五年後、十年後というのはなかなか難しいだろうと思っております。
 やはり電源というのは、ここにこういう発電源があって、これがこのぐらいの規模でこういうふうに供給できるので、だから安定供給できるんですよと、そのときのコストは大体、まあ多少のぶれはあるにしてもこのぐらいですよということが分かっていて、それで初めて電力市場というものは安定するものだというふうに私は考えておりますので、短期的な点におきましては、そういう電気をためる、エネルギーをためるということの技術投資を行うためにも、今ある、さっきこやり先生からも御質問あったんですけど、既設の原子力というものを早くこれは動かしていただいて、それは電気は安いんですね、ですから、そこの利益で、上がりでもって再エネ、まあここには再エネ投資としか書いていませんけど、新エネ投資でもいいと思うんです、蓄電投資でもいいと思うんですが、そういう研究開発にお金をぐるっと回すということを早く私はやり始めていただきたいということと、火力については確かにカーボンニュートラルという流れがありますけれども、それについては、例えばアンモニアと混焼するとか、あるいは、火力の事業者に対しては、再生エネルギーとかそういったものとのパッケージで相殺するというか、化石燃料を出している分だけこちらでノンCO2の電源を持っているということで、合わせてパッケージでもって、脱炭素というよりかは、最初のうちは低炭素、この路線でもって進めていくというのが、これが私は政策の役割であろうというふうに、かように考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 石川和男

speaker_id: 23470

日付: 2022-02-16

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会