石川和男の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(石川和男君) 梅村先生、御質問ありがとうございます。
実は私、二〇一七年、トランプさんが大統領になったその年にワシントンに行ってまいりまして、そのときに、日本でいうところの原子力規制委員会ですね、向こうでNRCというんですけど、そこのダイレクター、日本でいうところ恐らく局長とか審議官とかそのクラスだと思うんですけど、その方と随分懇談をさせていただきまして、今御質問にあったこととか、今後のアメリカの原子力についての、例えば期間延ばすだとか、これはいいとか悪いとか、どう判断するのか、いろんな議論をさせてもらったんですが、今のその国民との対話、スリーマイル島事故の後の国民との対話ということについては、これ、日本の報道機関がこれを報道すると、いかにもアメリカとかほかの外国はすばらしいと、日本は何かほとんどやってねえと、全然面白くも何ともねえというような報道が出やすいんだと思うんですよね、どうしても。なんですが、私がそのダイレクターの方のお話を聞いた、そのアメリカのスリーマイル島以降の国民との対話の方法というのは、今、日本ではNUMOという団体がそういった原子力について、これは廃棄物の方とかですね、それからあとは、その原発のそれぞれ、先ほども先生から御質問ありましたけれども、いろんなその市民レベル、地域レベルでやっている、そういう地道な活動をやっておるということとの違いというのはないというふうに思いましたですね。
〔会長退席、理事滝波宏文君着席〕
ですので、やっぱり、それとあと、アメリカのそういう原子力規制委員会の方々、この方は広報担当だったので余計やっぱりそういうことに造詣が深い方だと思うんですけど、日本はこういうことで事故が、福島で事故があって止まっちゃったんですよと、アメリカの克服したものを我々は学びたいんだというふうに言ったら、そのダイレクターは、まあこれは英語で言ったので直訳するとニュアンスがちょっと微妙なんですけれども、要するに時間掛かるよと、これ時間掛かるよという言い方をやっぱりされましたですね。ヨロンというかセロンというかそういうものというのは、何というか、もう分からないものであると、人の感情なので分からない状態なんだ、だからこれはもう時間を掛けるしかないんだと。
そういう中で、まあ日本もアメリカも同じように言論がもう自由過ぎるほど自由な国であって、いろんなことが、好き勝手なことをみんなが言うというお国柄であるという、そういう共通の認識の中で、日本はもうちょっと時間が掛かるんじゃないんですかと言われたのが二〇一七年の、これトランプさんの年だから、のあれで、三月ぐらいだったと思うんですけど、そういうことで、ですから私は、今あるその、原子力について言うとですよ、原子力について言うと、今あるその市民レベルでのそういう活動とか対話とかを続けていくと同時に、エネルギー危機とエネルギーポートフォリオ、電力価格とかそういったことを考えると、まだやはり今ある原子力発電所をきちんと活用して、さっきも言いましたけど、その上がりでもってちゃんと再エネ投資とかそういったものに回すべきだと私は考えておりますので、そういう点でいうと、今以上に、これはもう政治家の方にも是非お願いしたいんですが、そういう音頭を取ってなるべくそういう場をつくっていただければなというふうに、こんなふうに思っております。
〔理事滝波宏文君退席、会長着席〕